訪問看護 きつい オンコール

看護師 免許証 資格 白衣の探偵

 

私の友人は、訪問看護師として働いています。

訪問看護師とは、患者さんの自宅に伺って、看護や介護を行う看護師のことです。

 

訪問看護師は、患者さんの生活の質を向上させることができるやりがいのある仕事ですが、とてもきついと友人は言っていました。

訪問看護師がきついといってしまう理由は何でしょうか?

 

友人が話してくれた訪問看護きついと感じる理由と、逆にメリットと感じる訪問看護のお話していきます。

 

訪問看護師がきつい!といってしまう理由

 

訪問看護 きつい

 

白衣2

私の友人である訪問看護師として働いている方は、様々な患者さんのお宅に伺っています。

 

訪問看護師の仕事は、患者さんの健康状態や生活環境を把握し、必要な看護や介護を提供することです。

 

しかし、この仕事はとてもきついと感じることがあると語っていました。

もちろん看護師自体人手が足りなく大変な場面はありますが、訪問看護特有のきつさがあるようです。

 

私がお話を聞いて思うに、訪問看護師がきついと感じる理由は、主に以下の4つだと思います。

 

 

訪問看護は移動時間が長いこと

 

訪問看護師は、一日に複数の患者さんのお宅に行かなければなりません。

そのため、移動時間が長くなることがあります。

移動時間が長いと、体力や時間の消耗が大きくなります。

 

また、交通事故や遅延などのリスクも高まります。

 

白衣2

友人は、一日に10件以上の訪問をすることもあるようですが、そのときは、1日の移動時間だけで2、3時間以上かかることもあります。

 

 

移動時間が長いと、仕事に集中できなかったり、疲労感が強くなったりします。

 

 

患者さんや家族とのコミュニケーションがきついと感じてしまう

 

訪問看護 患者 家族

 

訪問看護師は、患者さんや家族とのコミュニケーションが重要です。

患者さんや家族のニーズや要望を聞き、信頼関係を築き、適切な看護や介護を提供するためには、コミュニケーションが必要です。

 

しかし、コミュニケーションは、時に難しいことがあります。

 

患者さんや家族が、自分の思い通りにならないと怒ったり、不満を言ったりすることがあります。

また、患者さんや家族が、自分の病状や生活について話したがらなかったり、嘘をついたりすることもあります。

病院とお家とでは患者さんにとっても看護師にとっても環境が変わるので性格も変わるとのこと・・

 

サッカーで言う「ホーム&アウェイ」でしょうか・・。

 

患者さんや家族とのコミュニケーションがうまくいかないと、ストレスを感じたり、自信を失ったりしてしまうこともあるそうです。

 

 

自分の判断力や責任感が試されること

 

訪問看護師は、自分の判断力や責任感が試される仕事です。

訪問看護師は、患者さんの状態に応じて、適切な看護や介護を行わなければなりません。

 

しかし、訪問看護師は、医師や他の看護師と連携することが難しいことがあります。

そのため、訪問看護師は、自分で判断して行動しなければならないことが多いです。

 

自分で判断して行動することは、やりがいがある一方で、責任も重くなります。

自分の判断や行動が患者さんの命や健康に影響すると思うと、不安やプレッシャーを感じる場面が多いそうです。

 

 

訪問看護ステーションが人手不足

 

訪問看護師は、訪問看護ステーションという施設に所属しています。

訪問看護ステーションは、訪問看護師のスケジュールや連絡などを管理するところです。

 

しかし、訪問看護ステーションによっては、人手不足の状況であることがあります。

人手不足の状況では、訪問看護師は、多くの患者さんを担当しなければなりません。

 

また、職場によっては休みが取れなかったり、残業が多くなったりすることもあります。

 

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友人は、人手不足の訪問看護ステーションに所属していて、毎日忙しく働いていると言っていました。

 

 

 

 

オンコール対応がある訪問看護はきつい!

 

オンコール 訪問看護

 

白衣2

訪問看護師として働いている友人から、オンコール対応が1番大変だと聞きました。

 

オンコール対応とは、夜間や休日に患者さんからの緊急の連絡に対応することです。

オンコール対応の担当の訪問看護師は、自宅で待機している間も仕事とみなされるので、オンコール手当が支払われます。

 

しかし、オンコール対応が大変な理由は、お金だけではありません!

 

友人が教えてくれたオンコール対応の大変さは、以下のようなものでした。

 

患者さんの状態が急変した場合、すぐに駆けつけなければならない。

しかし、交通手段がない場合や、遠方の場合は、時間がかかってしまう。

その間に、患者さんや家族が不安になったり、症状が悪化したりする可能性がある。

 

患者さんの状態に応じて、医師や救急隊と連携しなければならない。

しかし、電話がつながらなかったり、対応が遅かったりすることもある。

その場合、訪問看護師は、自分の判断で対処しなければならないが、責任が重くなる。

 

患者さんや家族からの連絡が、本当に緊急性の高いものかどうか判断しなければならない。

しかし、患者さんや家族は、自分たちの感覚で判断してしまうことが多い。

そのため、些細なことで連絡されたり、逆に重要なことを伝えられなかったりすることもある。

 

オンコール対応のために、自分の生活や睡眠が乱れることがある。

オンコール対応は、予測できないので、いつでも出動できるように準備しておかなければならない。

そのため、自分の予定や趣味を制限されたり、睡眠不足になったりすることがある。

これは、身体的にも精神的にも負担になるそうです。

 

以上のように、オンコール対応は、訪問看護師にとって、大変な仕事の一つだと言っていました。

しかし、オンコール対応が必要なのは、患者さんの安全や生活の質を守るためです。

 

訪問看護師は、オンコール対応を通して、患者さんや家族との信頼関係を築いたり、看護のスキルを向上させたりすることもできます。

オンコール対応が大変だと感じるときは、自分の役割や価値を再認識したり、同僚や上司と相談したり、適切な休息やケアをとったりすることが大切です。

 

オンコール対応は、訪問看護師にとって、きついだけではなく、やりがいのある仕事でもあると言っていました。

 

 

 

きつい訪問看護にメリットはあるのか?

 

きつい 訪問看護 メリット

 

訪問看護として働くメリットは、何でしょうか。

 

白衣2

さきほどまで「きつい!」と伝えてくれた友人に訪ねたところ、デメリットと感じるところにメリットが隠されているそうです。

 

 

患者さんや家族との関係性を深めることができる

 

訪問看護は、患者さんや家族の生活の一部になることができる仕事です。

訪問看護師は、患者さんや家族のニーズや思いに寄り添い、信頼関係を築くことができます。

患者さんや家族からの感謝や笑顔を直接見ることができるので、やりがいや充実感を感じることができるようです。

 

 

自分の時間やスケジュールを管理することができる

 

訪問看護は、病院やクリニックとは異なり、自分で訪問先や訪問時間を決めることができる仕事です。

訪問看護師は、自分のペースで仕事を進めることができます。

オンコール担当でない日に限りますが、、自分の予定や趣味に合わせて、休日や勤務時間を調整することもできるので、自分のライフスタイルに合った働き方をすることができます。

 

 

様々な看護の経験や知識を得ることができる

 

訪問看護 経験

 

白衣2

訪問看護は、様々な疾患や症状の患者さんに対応することができる仕事です。

 

訪問看護師は、患者さんの状態に応じて、看護の計画や実施や評価を行うことができます。

また、医師や介護士やケアマネージャーなど、他職種との連携も必要になります。

様々な看護の経験や知識を得ることができます。

 

 

 

まとめ

 

きついと感じる訪問看護として働く事にデメリットを感じる部分もありますがメリットもその分あるのも事実。

訪問看護として働くには、患者さんや家族のニーズに応えるために、柔軟で自立した看護師が求められます。

 

オンコールの対応の担当日は大変な気持ちにもなりますが、それ以外の日は自分の都合でシフトを変えやすい面もあります。

 

これから訪問看護を考えている方の参考になればと思います。