看護師であれば誰でも1度は「ゆるく働きたい!」と考えたことはあると思います。
しかし現実的にはほぼ不可能な職場がほとんどではないでしょうか?
また、仮に「ゆるく働ける」環境だったとしても、デメリットを考えると「ゆるく働く」事が難しいかがわかってきます。
私も何度も考えたことはありますが、デメリットを天秤にかけた時にむしろゆるく働けなくなったことを覚えております。
今回は「ゆるく働きたい」看護師さんに、デメリットやどうしていけばいいのか私の考えなどを加えて解説していきます。
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看護師がゆるく働くためには
看護師になり、ゆるく働きたいという場合においては、結論から言うと出世を望まないというのが一つの方向性になります。
そしてゆるく働くというのは、看護の仕事をしている方においては職場環境を整えるという方向で調整しないと、ゆるい職場というもので働くことはできないです。
ここで言う「ゆるい職場」というのは
・長時間労働ではない職場
・人間関係の問題が少ない職場
・仕事内容が難しくない事
・重症の患者さんが少ないなど
これらの条件が職場環境でゆるく働くために必要な条件となります。
ゆるく働きたいのであれば出世を考えるな!
まず、看護師が出世した場合なぜゆるく働くことができなくなるか?
これは看護師の仕事において出世をした場合、お給料というものが良くなる半面責任を取る立場になってしまうため、常に周囲に気を配らないといけない立場になるからです。
なので、出世を望まないという方向性が「ゆるく働きたい」看護師にとってまず大事になります。
そして、出世を望まないと同時に上記で上げた4つの条件の職場環境に配属、もしくは転職しないとプライベートな時間を得ることができず、結局病院に拘束されてしまうため職場環境を整えることは、看護師がゆるく働くために最も注意していかなければならない部分です。
職場環境が整っていないと起こりえる問題は、人材が不足していて労働時間が長くなり、休憩や自宅に帰る時間も減少してしまうという問題。
しかし、日本は労働基準がありますが、労働については休み時間を病院で過ごしてもらい、再度働いてもらうという方向を取れば労働基準に違反しないためこうした労働環境ではゆるく働くというのはほぼ不可能になります。
ゆるく働きたい看護師のデメリット!
ゆるく働きたい看護師のデメリットについては、
・スキルアップに乏しい点
・やりがいが無い環境
・給料が安い
この3つが大きな壁となっていきます。
これらの問題は、スキルアップに乏しい点についてはそもそもにおいて、誰でもできる仕事を看護師に回している可能性が高く、仕事自体が少ないという場合スキルアップして新しいことに挑戦するということはできません。
そしてやりがいが無いというのは、褒めてもらえることがない他、別に看護師でなくとも成立する仕事をしているためやりがいを感じないのです。
最後の給料が安いという問題においては、仕事量が少ないわけですから病院側としては看護師に支払う給料を調整せざるを得ません。
なぜなら、病院が利益を上げる方法とはどのような方法であるかを考えた場合、病気を治療して収益を上げるそれもたくさんの患者さんを治療して利益を上げるという方向に考えますので、仕事量が少なくて利用者が少ない病院で働くとお給料が減るのはどうしようもできない事実です。
この点を無理に利用者がいないのにお給料をアップさせた場合、どこを削るかという方向に話が進んでいくため、病院の施設で利用できる施設を削っていくとか病院で使用している機材のグレードを下げるという方向で調整するしかなくなります。
そうすると今まで治療を受けていた患者さん側がこの病院の施設のグレードが下がっているという事実に気が付くと、利用者がさらに減少しますので下げるべく所を下げてもまたさらに下げないといけなくなり、とてもじゃあないですが病院の経営が成立しなくなっていくのです。
何故、看護師はゆるく働きたいと考えるのか?
なぜ、看護師の方はゆるく働きたいと考えるかですが、「自分のプライベートの時間を優先できる」これにつきます!
病院が入院患者さんで溢れていると患者さんのケアをするのは、医師の他ナースになるためどうしても看護師はプライベートの時間を削る必要性が現実問題としてが生まれます。
もちろん、交代できる人数を増やすという方法で対応することも可能ですが、問題は看護師の確保ができなかった場合、一人当たりの看護師の働く労働時間を調整して増やすという方向で話が進んでしまうため、プライベートが優先できなくなるという方向からゆるく働きたいと考えるようになるからです。
さらに、この問題に拍車をかけていると思われる部分としては看護師間の人間関係。
つまり、看護の仕事をしている人の間においては必ず上下関係があり、私の働いていた病院では、仕事のできる出来ないに関係なく上下関係があり上下関係に従わないといけないという方向性から無理に相手に合わせて働くことに対して、精神的にもゆるく働きたいと考えるのです。
人間関係に関しては、問題においてどちらが上であるという格付けのようなものが存在している点と、仕事の出来高は別に格付けに影響しないという方向性にあるため看護の仕事をしている方の多くは人間関係に困らされていると言えます。
なので、人間関係がうまく築けずやめてしまう病院関係者の方が存在しているのは職場の環境がギスギスしていて、ほとんどの看護師が「ゆるく働きたい」と考えるようになるのです。
ゆるく働きたい看護師の重要なポイント
ゆるく働きたい看護師の重要なポイントについては、
・自分が納得する環境であること
・転職して環境を変える
という方向性が重要なポイントです。
まず、自分が納得する環境を整えることの重要性は人間関係などにおいてトラブルが少ない方が良いと考えたり、このお給料でこの仕事量であれば納得であるという方向で納得できることが重要です。
逆に納得できない環境で働いている場合、何が起きるかと言うと不満が発生しやがて不満が爆発しトラブルになることがあるため、自分が納得できる環境を作り出すことはとても重要な事なのです。
そして、転職して環境を変えることは今現在の働いている環境がどう考えても好転しない、第3者の力を借りても恐らく無理だろうという場合において別の方向を模索するという方向性が転職です。
転職することの重要性は環境をリセットする、これを可能としているため重要になります。
そのうえで、転職は利点があり人間関係をリセットして再出発可能な上、お給料も交渉ができる点です。
つまり、今より良い条件で働くことができますという方向にあれば、転職して別の病院で働いた方がゆるく働きたいという願いが叶うわけです。
だから、転職して環境を変えるというのは重要で、別の環境に移ることで前の環境で問題であると感じていたことについてストレスを感じずにゆるく働くことも可能だということです。
ただし転職したからと言って希望通りの職場がかならず見つかるわけではありません!
自分の希望通りの職場を見つけたいのであれば、気になる病院の内情を調べてくれたり、給料の交渉を代わりにしてくれる看護ルーを活用してみましょう。
まとめ
看護師の方がゆるく働きたいと考えるのは、プライベートと仕事の両立において仕事が優先されてしまうがゆえ、プライベートを持てないことが原因です。
というのも、病院は看護を仕事とする方と医師で構成されていて優先されるのは医師であるため、仕事量が多い看護師さんは転職して環境を変えるということも考えるのです。
ただ、ゆるく働くというのは問題としてはお給料が下がる点や事故のスキルアップは望めないなど暇というものが生じてしまう点があげられています。
これは、働いている病院自体に患者さんがあまり存在してないわけですから病院自体が利益を上げておらず、病院が収益を上げていないと看護をする方のお給料という形で跳ね返るわけです。
よって、ゆるく働くことは、看護をお仕事としている方においては自由に使える時間が多少なりとも増えるかもしれませんが、それ以上に給料は下がるという事実はどうしようもありませんので注意しましょう。
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