看護師という職種は、人間関係がドロドロしているというイメージをもつ人が多くいます。
それは、看護師を志している人はもちろん、他の職種の人から見てもそのようなイメージを持っていることもあります。
実際に看護師の人間関係はドロドロしているのか気になる人も多いでしょう。
そこで、看護師の職場は人間関係が本当にドロドロしているのか、またなぜそうなのかということを解説していきます。
また、実際に働いた先でドロドロした人間関係がある場合にどうするべきなのかということも一緒に紹介していきましょう。
看護師の人間関係はドロドロしすぎ!?
結論から言えば、看護師という職種は人間関係がドロドロしている職場は多くあります
そのため、外から見れば仲の良さそうな所であっても、実際はどうなのかということは定かではないでしょう。
人間関係がドロドロしていると、働きづらいと感じることや、失敗できないという恐怖心など働く上で精神的な負荷も大きく、マイナスな環境とも言えます。
それが原因で、看護師という職種が苦手となってしまったり、職場で働くことが恐怖へと変わってしまう人も中にはいます。
私も新人当初に勤めた病院は女性しかおらず、かなりドロドロしていたように思いました。
新人であろうと、何かミスをすれば影で先輩たちから悪口を言われたことも。
他にも先輩同士で派閥があり、どちらにつくか迫られたりしたこともありました。
新人の時は、看護師という職種に慣れようとするだけでも必死でいっぱいなのに、そこに人間関係まで加わってくると心が折れそうでした。
人間関係がドロドロの職場が当たり前?
上記でもお伝えしたように看護師という職種はドロドロしている所が多く、やはりドロドロしていることが当たり前とも言えます。
では、何故看護師という職種がドロドロしやすい環境を生むのでしょうか。
これには看護師という職種が関係していたり、性別も関係しています。
それはどのようなことなのか解説していきましょう。
女の職場が故に悪口も多い
女性は男性よりも感受性豊が故に、喜怒哀楽がはっきり。
女性は周囲の目を気にすることや、人に嫌われたくないという気持ちや、情報をたくさん得たいという心理が働きます
そのことから、相手の悪い部分にも目がいきやすいと言え、また仲間外れにされたくないという心理が働くため、女性の多い社会では、どうしても敵対心やドロドロした人間関係が生まれてしまうのです。
その代表的な職種が看護師です。
看護師というのは女性が多く、男性が少ないために女性社会とも言え、必然的に女性が多ければ、それだけドロドロした環境にもなりやすいでしょう。
そして、そのドロドロした環境下には、他人の悪口で盛り上がる女性が多く、常に誰かを敵にして会話が弾みます。
いじめが起こりやすい
女性は他人から仲間外れにされることを恐怖と捉えることが多いため、何人もの人数でグループを作ります
それに適さない相手は敵とみなされ、いじめが始まることも。
そのいじめに参加しなければ、自分がいじめの対象となりうるので、一緒にやる人も多くいるでしょう。
看護師の職場は基本、女性が多く集まっているということもあり、一人の職員を対象にいじめが始まることはあります。
自分は関与したくなくても関わらないと自分が対象になるので、いじめはしなくても黙って見ているしかないということもあるでしょう。
それが苦痛となることも少なくありません。
看護師は個性的な人の集まり
看護師をしている人の多くは個性的な性格を持っています。
簡単に言うと自我が強いというところでしょう
自分の意見をはっきり持っていることから、医師と意見の相違で言い合うことも少なくありません。
負けん気が強いというところもまた、看護師を続けられる理由の一つでしょう。
看護師としては優秀な性格と言えますが、人間関係を築くためには少々難解な性格でもあります。
自分を強く持ちすぎているが故に他人の意見を聞き入れないことや、好き嫌いがはっきりしているため、協調性に欠けている人も少なくありません。
人間関係で悩むなら転職するべき
看護師をしていて、合わない職場はいくつも出てきます。
その職場の企業方針であったり、上司であったりと様々な理由が上がるでしょう。
人間関係もその一つです。
働いてみて、長く勤めなくとも『合わない』と感じることは多々あります。
そのため、辞めるべきかと悩むこともあるでしょう。
人間関係のドロドロした環境下を我慢するべきなのか否か、我慢するとどうなるのかなど分からないこともあるでしょう。
我慢した場合に何か改善することはあるのか、また辞めたいと感じた場合にはどうしたら良いのかなど一緒に紹介していきます
結局、人間関係は改善しない?
最初は仕事に慣れることや、その場の環境に慣れようと必死になります。
そのため、人間関係に関しても気づくことは遅くなるでしょう。
少し慣れた頃に改めて人間関係を見て、ドロドロしているのかもしれないと気づく時も。
そのような時に、自分ならば仲良くやっていけるかもしれないと思うこともあります。
このような職場の人間関係とは簡単には良くなることはなく、むしろ巻き込まれて自分からドロドロした環境に足を踏み入れることにもなります
私が勤めていたクリニックでは、表面上仲良し看護師を装ってはいましたが、実際にはドロドロしており、敵対心を持つ人や嫉妬心を持つ人がいました。
最初は笑っていられましたが、徐々にそのような環境が苦になり辞めた経験があります。
我慢する必要はまったく一切ない!
このようなドロドロした環境下でも、自分だけ我慢すれば大丈夫だろう、仕事には関係ないと思いながら頑張って働く人もいます。
結論から伝えると、我慢する必要は一切ありません
仕事と割り切っていたとしても、そう思っているのは自分だけです。
相手に変わることを期待しても意味はなく、我慢することでどんどん自分が追い込まれてしまうことも少なくないでしょう。
また、短い期間しか働いていない自分が、そんなに簡単に辞めていいものかと考える人もいますが、実は看護師の多くは3年ももたずに辞めてしまう人がおり、自分の合う環境を見つけるということも一苦労です。
「自分が我慢」ではなく、「自分のために我慢をしない」ということを頭に入れておいてください。
解決は転職サイトの仕組み
人間関係に悩み辞めるにしても、それ以外で辞めるにしても次の職場を選ぶ際には、人間関係を優先にしなければ、続けることもできません。
その場合に最も有効な転職方法として上がるものが『転職サイトの利用』です。
転職サイトの大きな利点は、病院側の内部の情報を知ることが出来る事
また就職してからもサポートしてくれるので、就職後に気づく人間関係で問題があるならば、他を紹介してくれることです。
転職サイトであれば、掲載している求人情報に病院やクリニックなどの情報があるため、転職サイトの担当者が様々な情報を与えてくれます。
それであれば再就職した後に転職先で困ることもないでしょう。
また、人間関係だけではなく、その職場の雰囲気を知ることもできるので自身でどこが良いかなどの選びやすさもあります。
まとめ
看護師という職種は女性が多く、人間関係もドロドロしやすい環境下でもあります。
そのため、そのような環境が精神的に苦になり、看護師を辞めたいと思うことも少なくないでしょう。
そのような場合には我慢をしてはいけません。我慢というのはいい影響を与えることはなく、最終的には精神疾患を患う可能性もあります。
そうならないためにも、少しでも苦痛だと感じた際や、自分には合わないと思った場合には転職を考えてみて下さい。
そして、転職の場合には転職サイトの利用をしていきましょう。
そうすることで、求人先の環境など様々な情報を事前に得られることができるのです。