看護師 辞めたい

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看護師として働いていると、「もう限界…辞めたい」と思う瞬間が誰しも一度はあるのではないでしょうか?

 

私自身もこれまでに何度もそのような感情を抱きました。

人間関係や過酷な労働環境、責任の重さなど、辞めたくなる理由は人それぞれですが、共通して言えるのは、看護師という仕事が肉体的にも精神的にも非常にハードな職業であるということです。

 

今回は、同僚たちに「看護師を辞めたいと感じた瞬間」について話を聞いてみました。

その中で特に共感を呼んだエピソードや、私自身の経験も交えながら詳しくお伝えします。

きっと「わかる!」と思える瞬間があるはずです。

 

夜勤が体に限界を感じさせる瞬間

 

看護師として働く上で避けられない夜勤。

体への負担が大きく、辞めたいと思う原因の一つとして多くの人が挙げています。

 

特に、連続した夜勤や夜勤明けの日勤が続くシフトの場合、「体が持たない…」と感じる人が多いのではないでしょうか。

私の同僚の一人は、夜勤明けに布団から起き上がることができず、まるで体が石のように重くなってしまったと言っていました。

 

彼女の場合、それが数日続き、最終的に医師から過労による自律神経失調症と診断されました。

彼女は「夜勤がなければ看護師を続けられるかもしれない」と言っていましたが、夜勤のない職場に転職するためには収入面での不安もあり、悩んでいました。

 

夜勤明けの疲れでミスをしてしまうこともあり、自己嫌悪に陥る看護師は多いです。

私自身も、夜勤中に患者さんの処置を急かされ、焦った結果ミスをしてしまった経験があります。

その日は家に帰っても心が晴れず、泣きながら布団に入ったのを覚えています。

 

 

 

患者や家族からの理不尽な要求に耐えられない瞬間

 

看護師を辞めたくなる原因として、患者さんやその家族からの理不尽な要求やクレームが挙げられます。

 

私の同僚が語ったエピソードでは、夜勤中にナースコールを何度も押す患者さんに対応している間に、別の患者さんから「遅い!」と怒鳴られたそうです。

その瞬間、「もうこれ以上頑張れない」と感じたと言っていました。

 

特に最近では、SNSやインターネットの普及により、患者さんや家族が知識を得る一方で、その知識が偏っている場合があります。

「ネットではこう書いてあったのに、なんでやらないの?」など、こちらが専門的な説明をしても理解されず、挙句の果てに「看護師のくせに」と罵られることも。

 

私も一度、「あんたの説明、全然わかんない」と怒られたことがあります。その言葉が頭に残り、次の日の勤務中もずっと引きずってしまいました。

 

 

 

人間関係に疲れ果てた瞬間

 

看護師の仕事で最も多くの人が「辞めたい」と感じる原因の一つが人間関係。

特に、上下関係が厳しい職場や、陰口が飛び交う環境では、毎日の勤務がストレスの連続になります。

 

ある同僚は、職場内で特定の看護師にだけ業務が集中し、不公平感を感じていたそうです。

「〇〇さんならできるから」と言われ続け、ついには過労で倒れてしまいました。

彼女は「もうこの職場で頑張るのは無理だ」と感じ、転職を決意しましたが、その後もその経験がトラウマになり、どの職場でも自分ばかりが責任を負わされるのではないかと不安になると言っていました。

 

私自身も、新人時代に先輩看護師から厳しく指導される中で、「自分は看護師に向いていないのではないか」と悩んだことがあります。

その頃は、毎日がプレッシャーで胃が痛くなるほどでした。

 

 

 

家庭との両立が難しいと感じた瞬間

 

看護師という仕事は、家庭との両立が難しい職業の一つです。

子育てをしながら働く看護師の中には、子どもから「ママはいつもいない」と言われてショックを受けたというエピソードもよく耳にします。

 

ある同僚は、夜勤が続いた週に、子どもの運動会に行けず、子どもから「どうして来てくれなかったの?」と言われたそうです。

その時の罪悪感から、「看護師を辞めてもっと家族と過ごす時間を増やしたい」と思ったと言っていました。

 

私も一度、残業が続き、子どもの迎えに遅れてしまったことがあります。

その日、子どもの涙を見た時、「こんなに頑張っているのに報われない」と感じ、心が折れそうになりました。

 

 

 

給与と仕事内容が釣り合わないと感じた瞬間

 

看護師は命に関わる責任の重い仕事ですが、それに見合った給与をもらえていないと感じることも多いです。

特に、夜勤や残業が多い職場では、「これだけ頑張っているのに、この給料では割に合わない」と思う瞬間があります。

 

私の同僚の一人は、10年以上働いても手取りが20万円台で、家族を養うには十分ではないと感じていました。

「同じくらいの責任を負わない仕事の方が楽なのではないか」と思い、実際に看護師以外の仕事への転職を考えるようになったそうです。

 

 

 

「どこに行っても同じ」と感じた瞬間

 

看護師として何度か転職を繰り返した結果、「結局、どの職場でも同じような悩みがある」と感じてしまうこともあります。

人間関係や業務の大変さ、夜勤の辛さなど、環境を変えても根本的な問題は解決しないことが多いからです。

 

私も一度、ブラックな職場を辞めた後、別の病院に転職しましたが、結局同じように残業が多く、疲れ果ててしまいました。

その時、「看護師という仕事そのものが自分には向いていないのかもしれない」と感じたことがあります。

 

 

 

まとめ

 

看護師を辞めたいと感じる瞬間は、誰にでもあります。

それは決して「弱い」ことではなく、むしろ心や体からの大切なサインです。

仕事の辛さや悩みを無理に押し込めるのではなく、時には立ち止まって自分を大切にする選択をしてもいいのではないでしょうか。

 

最後に、私の愚痴を少しだけ言わせてもらうと、「看護師の仕事って本当にきつい!」ということです。

夜勤や人間関係、理不尽なクレームなど、精神的にも肉体的にも限界を感じる日々が続きます。

でも、それでも続けているのは、患者さんの笑顔や「ありがとう」の一言があるから。けれども、それだけで頑張り続けるのも難しいですよね。

 

もし今、「辞めたい」と思っているなら、自分の気持ちに正直になってください。

そして、次の一歩を踏み出す準備をしてみてください。自分を大切にする選択が、未来の幸せにつながるはずです!