ICU看護師 一年目

看護師 免許証 資格 白衣の探偵

 

私は新卒でICUに配属になりました。

ICU看護師一年目のときはたくさんのストレスがあり、とても大変だったことを覚えています。

 

何がストレスだったのか?

どうやって乗り越えたのか?

 

私の体験談とともに、お伝えしていきます!

 

ICU看護師一年目がストレスを感じる時とは

 

ICU看護師 ストレス

 

ICU看護師一年目の私がストレスを感じる場面を紹介していきます。

多分、私と同じように体験した方は多いのではないでしょうか。

 

 

看護師一年目の知識不足

 

私がいたICUは重症であればどんな科でも来る場所でした。

消化器、循環器、呼吸器、整形などなど一年目の時から様々な患者さんを受け持ちました。

 

一般病棟がベテランしか受け持つことのできない人工呼吸器がついた患者さんも、配属して3日目には受け持つ経験もしたことがあります。

・疾患についてわからない。

・その疾患に対してどんな看護をしたら良いのかわからない。

・薬の作用や副作用もわからない。

・看護技術がわからない。

わからないことだらけの看護師一年目は自分の知識不足が相当ストレスでした。

 

 

ICUはいつ何が起こるか分からない不安だらけ

 

ICU 不安

 

看護師一年目では、知識も経験もないため、「予測」するのが難しいです。

目の前には一般病棟では見ることのできないとても重症な患者さんがいます。

知識や経験があれば、「アセスメントができてこんなことがあるだろう」と心構えができますが、それがない新人のときは「いつ何が起こるのだろう?」と不安な気持ちでいっぱいでした。

 

「いつ何が起こるか分からない」ことはICU看護師一年目としてとても大きなストレスでした。

 

 

慣れない環境

 

新人としてICUに配属になり、環境に慣れていくまでは時間がかかりました。

24時間いつでもモニターアラームが鳴り、いつでも急変するリスクを抱える患者さんがいるICUという環境は緊張感があり、とてもストレスでした。

経験年数が増えれば自然とICUの環境に慣れていきますが、「患者さんの命を預かっているというプレッシャー」は忘れてはいけない感覚だと思います。

 

また、看護師一年目ではそこで働くスタッフとの関わりもエネルギーをつかいます。

はじめての場所で、はじめてのことをする。

慣れない環境は看護師一年目としてとてもストレスに感じました。

 

 

お局からのいじめ

 

どこの部署にも一人や二人はお局がいるものです。

私は、一人の先輩お局看護師からターゲットにされてしまいました。

 

指導者としてお局看護師が担当になったときは、声をかけてもしばらく無視されたり、一年目では到底わからないことを質問されて、「なんで調べていないの?なんで分からないの?」と言われたり、「あの子はやばい」と噂を流されたこともあります。

 

お局の反応を伺ったり、先回りして聞かれそうなことを勉強したり、入念な準備をすることになり、お局の前ではいつもドキドキ。

知識不足、慣れない環境、何が起こるか分からない不安以上に、お局からのいじめは一番のストレスでした。

 

 

医療機器のアラーム

 

医療機器 ICU

 

ICU看護師は一年目から人工呼吸器や輸液ポンプ、シリンジポンプといった医療機器を見ていく必要があります。

人工呼吸器は一般病棟では経験年数が3年以上ないと受け持つことができないという話も聞きます。

 

そんな医療機器を自分で対応していくことになったとき、アラームがストレスに感じることがあります。

 

なぜアラームが鳴っているのか?

 

分からないことで焦っていきます。

 

 

患者さんが急変したとき

 

ICUでは、超重症な患者さんが、24時間集中的な治療をうけています。

ショック状態や低酸素、様々な要因から急変して緊急対応をすることがあります。

そんなとき、ICU看護師一年目ならパニックになりがちです。

 

何をしたらいいの?

何を持っていくの?

 

バタバタしていると聞くこともできません。

急変したときはとてもストレスに感じます。

 

 

 

ICU看護師一年目を乗り越える6つのポイント

 

ICU看護師 一年目 ポイント

 

ICU看護師一年目とはいえ、それ現状を乗り切るために先輩看護師に聞いたり自分なりに工夫をして乗り越えました。

振り返ると基本中の基本なのですが、やはり基本が一番だという事がわかってきますので、ご紹介していきます。

 

 

あいさつをする事で対策ができる

 

社会人として、一番大切なことは周りのスタッフとの人間関係を良好に保つことです。

そのために一番簡単にできることは「あいさつ」

 

「おはようございます」「おつかれさまです」「よろしくお願いします」など、出勤して最初に会ったときはあいさつをします。

 

そうすることでお互いが気持ちよく仕事を始めることができます。

信頼関係を築く大きな第一歩になります。

 

 

看護師一年目だからこそメモをとる

 

看護師 一年目 メモ

 

メモをとることはICU看護師一年目を乗り越えるためにとても重要!

ICU看護師一年目のときは、分からないことを実際にやりながら、具体的にどうやるのか、教えてくれる機会がとても多いです。

メモをとることで、あとから見返すことができ、次にやるときに活かすことができます。

 

分からないことを知るチャンス、教えてもらえるチャンスが一番多いのは看護師一年目の特権です。

 

ポケットに入るサイズのメモ帳はいつでも持ち歩き、大切なことはいつでも書き込めるようにしておきましょう。

 

 

振り返りでストレス軽減

 

ICU看護師一年目を乗り越えるためには、適度に振り返りを行うことが大切です。

どんな疾患の患者さんに、「どんな看護をしたのか?」「どんなことができたか?」振り返ることで分からないことがでてきます。

振り返りながら分からないことを勉強することで、次に同じようなことがあったときに活かすことができます。

 

私は日勤が早く終わったときや休みの日に3時間程度時間を作って振り返りをしていました。

自宅では集中できないときはカフェに行き、場所を変えることで集中して勉強することができました。

 

振り返りや勉強をする時間を作ることはICU看護師として成長するためにとても大切ですしストレスの軽減にもなります

 

 

看護師一年目は適度に遊ぶ!?

 

ICU看護師一年目はストレスがたくさんあります。

ストレス解消のためには適度に遊ぶことがとても重要です。

 

ICU看護師一年目の私は友達と会って話したり、日帰りでどこかにおでかけをしたり、趣味を楽しむことで気分転換をしていました。

それまで楽しめていたことが楽しめなくなっていたら、自分にとって働く意味がないと感じたからです。

仕事のストレス解消のために、自分が好きだと思うことをやりましょう♪

 

 

報告、連絡、相談をする

 

看護師 報告 連絡 相談

 

社会人としても大切といわれる「ほうれんそう」ですが、ICU看護師一年目を乗り越えるためにも重要です。

ICU看護師一年目では、患者さんの状態を見て今度どうなっていくのか、予測するのが難しいものです。

わからないものはわからないままにせず、先輩に報告、相談をしましょう。

 

わからないまま放置をしていると、大変なことに繋がることもあります。

 

患者さんの安全を守るためにも、そして看護師同士の信頼関係を作るためにも報告、連絡、相談をしていくことが大切です。

 

 

 

まとめ

 

ICU看護師一年目の私がストレスを感じた時と乗り越えるための5つ方法をご紹介してきました。

私がICU看護師一年目を乗り越えることができたのは、同期や頼りになる先輩のおかげだと思っています。

 

自分ひとりで抱え込まず、同期や先輩に相談したり、友達と愚痴を言いあったり、日ごろの思いを出す場所があることは看護師一年目を乗り越えるために大切です。

私と同じように看護師一年目でICUで働く方の参考になれればと思います。

最後までお読みただきありがとうございました。