看護師として働く中で、同じ医療系の職種の方々と関わる機会は非常に多いと思います。
その中でも理学療法士はイケメンの方が多いと感じたことはありませんか?
本記事では、そんな理学療法士の実情に迫り、理学療法士と看護師の恋愛についてメリット・デメリットを解説していきたいと思います。
「気になっている理学療法士の人がいる」
「理学療法士と恋愛したい」
そうお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
理学療法士はイケメンと言われる説
私は医療系の大学に進学し、看護学部を卒業しました。
同じ医療系の学部として、理学療法士を育成する「理学療法学科」と関わる機会も多かったのですが、まず感じたのは理学療法学科の男性率の高さです。
男女の割合的には、私が所属していた看護学科は9:1、対して理学療法学科は3:7と圧倒的に男性の方が多い学科でした。
女性ばかりの環境になると、男性の存在は貴重です。
たとえ一般的にカッコいいと言われるような容姿の整った方でなくとも、イケメンと呼ばれたり、恋愛対象に入ったりすることは十分にありえることです。
さらに理学療法士の優しいイメージが、そのイケメン化に拍車をかけているのでしょう。
患者さんと接する時の優しい声音や、また理学療法士として働く中でかなり体力も使うのでしょうね。
体のたくましい方が多い印象でした。
たとえ容姿が整っていない方であっても、優しい性格や体格が良いということもあって、理学療法士の男性はモテていました。
もちろん中にはイケメンの理学療法士もいます。
しかも優しく、イケメンで国家資格を持った男性を、多くの女性が放っておくわけがありません。
明らかに競争率が高い彼を射留めるのは、至難の技かもしれませんね。
理学療法士はやめとけ!イケメンはウソ!?
何となくでも理学療法士に対して、格好いいとイメージを持っている人もいるでしょう。
医療関連の仕事に就いており、国家資格の所有者という点が女性に好印象を与えやすいです。
どんなことをするのか知らない人でも、名称が理知的というだけで賢いという印象を持つケースも少なくありません。
また、女性に人気がある理由として、スポーツマンタイプが多そうという点が挙げられます。
この仕事は体が不自由な人を対象とするため、業務中に肉体的な負荷がかかることもあります。
そのため、日頃から体を鍛えている人が有利という考えもあり、実際に鍛えている人も珍しくありません。
さらに、対象者との会話が不可欠であるため、コミュニケーション能力が高いケースもよくあります。
このように女性にもてる要因が詰まっているのは確かです。
だからといって、恋愛の相手として相応しいかどうかは別問題といえます。
実は世間であまり知られていないマイナスの要因もあるからです。
イケメンになれない理学療法士!?
理学療法士になるだけなら、必ずしも一流の大学を卒業する必要はありません。
実際には専門学校で学ぶ人が多く、医師のように高学歴であるケースは稀です。
そのため、付き合ってみると実は自分よりも学歴が低いという事は良くある話です。
コミュニケーション能力が高くても、会話の内容が自分と合わないケースもあるかもしれません。
また、遊びたい盛りの若者が職業として選ぶこともあり、プライベートでは誠実でない人もいます。
以上はどれも全ての理学療法士に当てはまるわけではありませんが、少なくても職業のイメージだけで選ぶのは避けたほうが良いでしょう。
看護師と理学療法士がかかわる場面とは
看護師に恋人にしたい職業を尋ねると、理学療法士と答える方もいらっしゃいます。
その理由として挙げられるのが仕事をするうえで接することが多いことです。
単純に収入だけを見ると看護師のほうが上の場合もありますが、それでも職場での関係性からそう考えるケースが少なくありません。
特に病院勤務の場合は、1日に何度も顔を合わせるという人も多いしょう。
患者一人あたりに関わる医療従事者はたくさんいるのが一般的。
そのなかでも第一線でサポートするのが看護師であり、食事をはじめとして多くのことを支援しなければなりません。
体の機能回復も同時に試みていくなら、理学療法士もその第一線に加わってサポートすることになります。
そうなると必然的に協力することになり、患者の前以外での情報伝達などを行う機会も多いです。
理学療法士は男性の比率が高く、看護師は女性の比率が高いことから、両者のカップリンが成立しやすいのは自然といえます。
ただし、一方で理学療法士が邪魔となり、看護の仕事を進めにくいという不満の声もあります。
どちらにせよ病院では協力する関係にあり、新人の頃から同僚として認識し合っているケースも少なくありません。
また、リハビリセンターも両者が関わる場所となっています。
病院ほどたくさん看護師が勤務しているわけではありませんが、数名程度は働いているケースが多いからです。
こちらでも患者の社会復帰を促すために、両者が密に連携することがよくあります。
理学療法士は看護師の恋愛対象になるのか?
看護師がその仕事の勤務形態から、出会う機会が少ないと言われています。
日勤や夜勤といった不規則なシフト制に加え、残業時間も多い傾向にあります。
そのため看護師がプライベートで恋愛に当てられる時間は少なく、出会う機会限られてしまうのです。
そんな中で、同じ病院内で働いている理学療法士は貴重な存在とも言えるかもしれません。
もちろん職場内に恋愛を持ち込む方は少ないと思いますが、仕事終わりにちょっと飲んだり、院内で忘年会や新年会などの行事があったりすると思います。
ふと連絡先を聞かれることもあるでしょう。
思わぬところからアプローチがあるかもしれませんね。
理学療法士は力仕事も多く、看護師と比べても男性の割合が多い職種です。
また多くの患者さんを相手にしているため、ストレス耐性や優しさも持ち合わせています。
「理学療法士は看護師より平均年収が低い」と言われていますが、それでも一般の会社員並みに稼いでいます。
力持ちで優しい、そんな理学療法士との恋愛は実際に起こりうる可能性があるのです。
看護師が理学療法士と恋愛するメリット
看護師と理学療法士が恋愛するメリットは、ずばりお互いの仕事に理解があることでしょう。
看護師は勤務先にもよりますが、どうしても日勤夜勤の入り混じるシフト制のところが多いです。
さらには激務のため数時間の残業が生じることも多々あります。
そんな激務の中で、「なかなか彼氏彼女に連絡できない」「2人の時間がとれない」なんてこともよく聞く話です。
しかし理学療法士がパートナーの場合、看護師の激務の事情を理解してくれますし、サポートしてくれるでしょう。
また病院内や患者さんのトラブルに関しても、良き相談相手になること間違いなしです。
実際私の友人に、理学療法士と付き合い、最終的に結婚したカップルがいます。
2人は学生時代から、熟年夫婦のような落ち着きっぷりでしたが、それでも実習や困った時などはよく相談し合っていたそうです。
他にも社会人として病院に入職してから付き合う方たちもおり、病院で働く上では切り離せない存在の一人ではないでしょうか。
さらに同じ職場内で恋愛をした時、他人にバレないようにしなくてはなりません。
のちにデメリットとして挙げていますが、職場内で恋愛していることがバレたら陰口を叩かれたりする可能性もあります。
しかしこのバレないようにすることは秘密恋愛に近く、そのハラハラドキドキなスリリング感を求める方も少なからずいるようです。
もしそういった緊張感を求める方ならば、同じ病院内での恋愛に挑戦してみてもいいかもしれませんね。
看護師が理学療法士と恋愛するデメリット
看護師が理学療法士と恋愛するデメリットは以下の3点です。
・プライベートも仕事の話になる
・一緒にいられる時間は少ない
・場合によっては仕事がしづらくなる
一つずつ解説していきましょう。
プライベートでも仕事の話になる
同じ医療職になるため、プライベートでも医療に関する話が多くなってしまいます。
実際に同じ職種の方と恋愛していた時に、プライベートにも関わらず、病院内の愚痴や仕事の内容に関する話ばかりで、会話のほとんどがそれに占められてしまっていたことがありました。
これは理学療法士に限らず、医師や作業療法士など、他の医療職の場合でも同じです。
仕事とプライベートを完全に分けたい方の場合は、医療関係職の方を恋人にしない方がいいでしょう。
一緒にいられる時間が少ない
看護師はシフト制の勤務です。
それに対し理学療法士は多少の勤務変更はあれど、基本的に土日祝日が休みとなる勤務のところが多くなっています。
もちろん代休や有休を消化して一緒の時間を作ってもいいでしょうが、休みに関しては一般の会社勤めの方とほぼ変わりないでしょう。
どうしても2人一緒に過ごせる時間は少なくなってしまいますよね。
場合によっては仕事がしづらくなる
こちらは同じ職場内で恋愛をした場合です。
職場内恋愛はどこの会社でも起こりうることだと思います。
これの弊害が、プライベートを仕事に持ち込んでいると揶揄されてしまうところにあります。
例え仕事は仕事と割り切っていても、どうしても恋人の理学療法士がいたらいつもの2人の空気感や接し方が出てしまうものです。
時にはミスした時の叱責の口実になってしまうことも。
別のお話ではありますが、その恋人と別れた場合、気まずさもありますよね。
もちろん「そんなのは全く気にしない」という方もいるでしょうが、周囲の目を気にしてしまうという方は同じ病院内で理学療法士とお付き合いすることは、あまりオススメできません。
理学療法士と看護師の恋愛した先はどうなる?
理学療法士の男性と看護師の女性が結婚した事例はたくさんあります。
結婚生活が順調に進むかどうかは、さまざまな要因に左右されるので一概には判断できません。
しかし、あまり上手くいかないことも多いため、その理由を事前に知っておくことも大切です。
それを把握しておらず、もしも結婚した場合はさまざまな点でストレスが溜まっていくでしょう。
言い換えると、知っていると事前に2人で対策をして平穏に過ごしていける確率が高まります。
たとえば、収入に関する問題は喧嘩の原因になりやすいので注意してください。
理学療法士は専門職なので待遇が良いと思われがちですが、実際は安月給といわれることが多いです。
年収の平均は408.5万円、他の職業も含めた全体の平均と比べても高いとはいえません。
看護師は夜勤などの回数にもよりますが、一般的に給与は悪くないです。
すなわち、夫が妻よりも低収入という家庭内格差が生じることになるのです。
夫がプライドの高い人であれば、それだけでも居心地が悪くなってしまいます。
家計が心もとないので、結婚してからも看護師を続けているケースは珍しくありません。
寿退職したいと思っていた場合、理想との違いに落胆してしまう妻もいるでしょう。
また、男性側が受ける不満として多いのは、妻の家事が疎かになりやすいことです。
看護師の仕事は不規則であるケースも多く、人手が足りないと夜勤の頻度が高くなってしまうこともあるでしょう。
夫が家事に協力的でなければ、結婚生活がほとんど機能しないこともありえます。
互いにこのような不安要素を抱えているため、相手への思いやりが足りないと早々に破綻することも多いです。
結婚を視野に入れるなら十分に話し合っておきましょう。
まとめ
理学療法士は恋愛対象になるのか、理学療法士と恋愛するメリットとデメリットについて解説してきました。
理学療法士は医師を除いて、看護師と最も関わりのある職種です。
仕事の相談だけでなく、プライベートの相談もしやすいかもしれませんね。
「理学療法士で気になっている方がいる」「同じ病院内での恋愛ってどうなんだろう」とお考えの方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。