看護師の業界では転職はよくあることですよね。
そこで考えるのが転職初日には菓子折りを持って行った方が良いのか・・・。
普段から礼儀や人間関係を気にしている人であれば、とても気になってしまうはずです。
私も転職したことはありますが菓子折りを持って行ったことはありません。
でも中には持ってくる人もいますし、実際にもらったこともあります。
菓子折りを持っていくべきかどうかは、どちらが良いのかわからないとおもいますが、私が見てきて思ったことは「持っていくべきではない」と思いました。
ただ、それは状況にもよりますので、どの様なときは菓子折りを持っていくべきではない、又は持っていくのであればどんな場合が良いのか解説していきますので是非チェックしてみてください。
看護師は転職初日に菓子折りを持っていくべきではない
看護師は転職初日に菓子折りを持って行っていいのかどうかには基準はありませんが、私が見てきて思った結論を言うと・・
・年配の方は菓子折りを持って行った方が良い
・若い方は菓子折りをもっていかなくて良い
この2つになると思います。
この2つのポイントは絶対とは言えないのですが、なぜ年齢によって違うのか解説していきます。
年配の看護師は転職初日に菓子折りを持って行った方が良い理由
看護師の世界は、今時珍しいのかもしれませんが「年功序列」な部分が今だに残っていることが多いですよね
そして新しい職場に来たからと言って親切に教えてくれないのが看護の世界。
特に年齢の若い子たちは、忙しい状況で働いているので、新しく入ってきた人に構っている暇がない状態です。
そうは言っても「年功序列」な部分が根付いている看護の世界では、年配の方が転職してきて菓子折りを持ってくれば、何かしらの対応をしたり恩を売られれば少なからず仇で返すことはありません。
また菓子折りを持ってきたことで、働いている人たちとの距離感を縮める事も出来ます。
もちろん職場にもよりますが、30代後半で転職してきたのであれば菓子折りを持っていくのが良いと思います。
若い看護師は転職初日に菓子折りはNG!
若い看護師であれば転職初日に菓子折りを持っていくのは辞めた方が良いと私は思います
勿論持っていく事が悪いわけではありませんが、「年齢が若い」というだけで、「もしかしたら、また転職して出ていくかも・・」「転職してきたのだから、ここも長くないかも・・」と思われがちな部分もあります。
また、先ほども言いましたが看護の世界は本当に忙しいです。
そんな忙しい時に菓子折りを貰っても、嫌がられる場面もあります。(もちろん表向きに嫌がられないことが多い)
若い年齢の看護師が転職してきたのであれば、菓子折りの事を考えるよりも、まずは「働く意思表示」が大切になってきます。
転職してきたという事は、人数が足りない状況だという事。
「働く意思表示」をアピールすることが、新しい環境にもとけこんでいけるのです。
それでも菓子折りを持っていきたいのであれば、ある程度の人間関係を作ってからにしましょう。
看護師でも転職初日に菓子折りを持ってくる人はいる
色々な考え方はあるものの、転職初日に菓子折りを持ってくる方はいます。
しかし、私の経験上菓子折りを持ってくる方は少ないです
先ほどまでお話してきたことは、私が見てきた経験上の事であって他の病院の場合は違ってくるでしょう。
人によっては菓子折りを持て来る方の事を「気が利く人」と考える方もいますが、そう考える方は年配の人であって若い看護師は違った考え方を持っています。
そしてクリニックならまだしも、少しでも大きな病院になると菓子折りを配る事だって大変。
そんな配る事を頑張るくらいなら、「職場に早く慣れてよ!」って思う看護師も少なくありません。
このように考えていくと、忙しい看護業界で菓子折りを持っていく事はあまりメリットが無いように私は感じています。
どうしても転職初日に菓子折りを持っていきたいのなら?
ここまで解説してきて、それでも「どうしても菓子折りを転職初日に持っていきたい!」と考えているのであれば次の事に注意するようにしましょう
菓子折りを渡すことで逆に気まずくなる場合もあるので、是非チェックしてみましょう。
菓子折りを持っていくのなら初日はNG!
菓子折りを持っていくのであれば、まずは職場の状況を知ってからにしましょう。
当たり前ですが、忙しい時に菓子折りを持っていく事は絶対NG!
まずは、菓子折りを持って行っても皆に配ることが出来るのか?
最低でも一週間働いてみて、渡すタイミングがあるのか?
以上の2つのポイントを踏まえて渡すタイミングを見つけていきましょう。
初日にこだわる必要があるの!?
菓子折りを持っていくのであれば初日!と思いがちですが、そんなことはありません!
確かに発顔時に挨拶として渡したくなってしまうかもしれませんが、忙しい時に渡してしまった時なんて逆効果。
「空気読んでよ!」って思われてしまうだけです。
菓子折りは初日にこだわる事はありません。
数日たったとしても、「ちょっと遅くなりましたが・・」という言葉を付け加えて渡すだけで十分です。
むしろ職場の空気を読んで渡した方がベストだと言えるでしょう。
転職後の菓子折りは何が良い?
転職後に菓子折りを持っていくのであれば、「美味しいもの!」と考えるのも悪くはありませんが優先するべきは「持ち帰りが出来るもの」です
考えればわかる事ですが、職場で食べる暇さえない場合もあります。
そんな時に貰っても喜んで食べる方はほとんどいません。
むしろ家に持ち帰れるものであれば、帰宅後にゆっくり食べることが出来ます。
更に美味しいものであれば、自分の好きなペースで味わって食べることが出来るのです。
そう考えていくと、看護師が転職後に持っていく菓子折りは、
- 持ち帰れることが出来るもの
- 美味しいもの
- 腐りにくいもの
となっていくわけです。
具体的に何が良いの?と言われたら、私だったら賞味期限が長いクッキーやパイがオススメだと思います。
また1口で食べきれる物より、2.3個入りの物が良いと思います。
看護師が転職初日にしておくこと
看護師が転職初日にしておくことは「菓子折り」を持っていく・・・・、事ではありません!
とにかく「仕事をまじめにしていく姿勢」をアピールすることです。
年齢が上であっても、転職したての場合は関係ない事を覚えておきましょう。
わざとらしいと思われるかもしれませんが、とにかく「メモ」を取る。
教えてもらったことには、「うなずく」。
そして、「自分から挨拶」をする。
どんなに自分に自信を持っていたとしても、他の看護師から見れば全く関係ありません。
0「ゼロ」からのスタートだという事を意識して行動していきましょう。
まとめ
看護師の転職初日に、菓子折りを持って行くべきか否かは後々のことを考えると誰もが悩む部分です。
しかし悩むくらいなら、「仕事をまじめにしていく姿勢」をアピールすることが最優先だという事を覚えておきましょう。
周りから貴方が即戦力になると感じれるようになれば、人間関係を構築していく上でも大変有利になってきます。
菓子折りを持って行っても、仕事の事がおろそかになってしまえば大きな逆効果になってしまいます。