あなたの働いているクリニックは大丈夫ですか?
患者さんの出入りも少なく、新患の方も少ない・・・
その状況をあなたが感じていても、経営者が何もしなければそのクリニックは潰れる可能性があります。
そんな職場にいれば生活していく上でも不安になるのは当たり前の事です。
クリニックは最近多くなってきた分、厳しい経営を虐げられていることも少なくないのは看護師なら気づいているはずです。
今回は潰れるクリニックの特徴と、アナタはこの先どおしたらいいのか解説していきますのでチェックしてみてください。
潰れるクリニックの特徴がコレ!
新しいクリニックを探している方の手法としては、ネットの口コミやホームページの雰囲気なども大きく関係してきます。
来院をしている新患の方に聞くことがありますが、やはり決め手となるのが「病院の口コミ」です!
特に最近はgooglemapを利用してクリニックを探す方が増えてきました。
googlemapでクリニックを検索すると、もちろん口コミも掲載されているわけで、ほとんどの方が口コミを見てクリニックをイメージして来院します。
良い口コミが多かったり評価が高ければ、新患の方からすれば安心感があるわけです。
これが逆に口コミの内容が悪かったり、評価が低ければ新しい患者さんが来る確率は大幅にダウンしてしまうでしょう。
新しいクリニックに訪れる方の口コミは何を基準に書き込んでいるのか、そして何を基準に評価しているのか、もう一度振り返ってみましょう。
潰れるクリニックの現状がコレ!
やはり口コミで書かれている事No.1といえば、看護師や事務員との対応でしょう
そまつに扱われたり、質問したことに対して納得のいく対応が出来なければ、評価の低い口コミが書き込まれます。
また、必要以上に待たされたり、口調が悪い事も評価の低い口コミが書かれてしまう大きな理由となっています。
他にも潰れるクリニックの特徴といえば交通の便が悪く、車がないとアクセス出来ない立地にあることが挙げられます。
公共交通機関の沿線で駅徒歩数分という立地に対し、通院に車を必要とするクリニックは潰れてしまっても仕方がないかもしれません。
地域密着型で、地元の人達が患者さんの大半であれば別ですが、地元の利用者が少なくて近隣や遠方からの患者さん頼みのクリニックは大変です。
いくら好立地にあるクリニックでも、宣伝に力を入れておらず知名度が低ければ経営的にも不安要素となります。
宣伝には確かにコストが掛かりますが、コストをケチって宣伝をしなければ、患者さんを増やそうにも思ったように増えないです。
結局のところ、知り合いに頼んで来てもらったり、評判が評判を呼ぶ形で知り合いの知り合いに来てもらう形になります。
このようなクリニックはやはり、長い目で見ると経営が難しくて潰れるリスクが高いです。
技術向上を疎かにしたり、スタッフとの連携を軽視しているクリニックも潰れる可能性があります。
クリニックは専門性を活かして施術を提供する施設ですが、技術力が乏しければ競合に負けてしまいます。
また時にチームで連携して患者さんに対応しますが、その連携が取れていないと患者さんは不安になるので、患者離れに繋がります。
こういった特徴に心当たりがあるクリニックは将来性に疑問があるので、潰れる恐れがないか常に警戒することが重要です。
潰れそうなクリニックは問題解決できるのか?
結論から言うと、アナタ一人では解決することは出来ません!
クリニックが潰れそうになっていてそれに気がついても、自分だけでどうにかなる問題ではないです。
まずは経営者が問題に気がつき、危機感を持って問題の解決に当たる必要があるからです。
潰れるクリニックの経営者は、残念ながら問題に気がつくのが遅かったり、危機感が薄い傾向が否めないです。
また、スタッフから問題が伝えられても、真剣に耳を傾けなかったり、逆に意地になって対応しないことも少なくないです。
このように、潰れるクリニックは経営者が問題解決を阻害しているので、スタッフがどうにかしようにも、一人だけでは解決出来ないわけです。
潰れるクリニックを救うことが出来るとしたら、経営者が自ら現状を把握して、スタッフに協力を求めることが条件となるでしょう。
しかし、尊敬される人物でなければスタッフはついてこないので、この点にも問題解決のハードルがあるといえます。
自分がどうにかしようと足掻いても、味方がいなければクリニックを助けることは出来ないです。
他のスタッフと話をして問題や危機感を共有しても、経営者やその他のスタッフが他人事となればお手上げです。
潰れるのは時間の問題ですし、出来ることがあるとしたら沈む船から早く脱出するか、潰れる様子を見届けるだけです。
潰れそうなクリニックは、経営に問題を抱えていることが多いので、いちスタッフが一人では解決不可能というのが結論となります。
クリニックは潰れやすい?
クリニックは安定経営に様々な条件があるのすが、条件から外れると潰れやすくなります。
そういう潰れるクリニックの特徴に見られるのは、事業計画が曖昧なまま場所を決めて開業していたり、スタッフの採用や育成に力を入れていないといった特徴です。
事業計画がしっかりしたものでないと、クリニックの経営はたちまち立ち行かなくなります。
場所も事業において重要な要素ですが、しっかりと調査をせずに開業地を決めてしまうと、立地が経営のリスクとなりクリニックは潰れやすくなるでしょう。
スタッフはある意味で財産ですが、どういう人材に価値を見出すか、そして育てるか計画を立てて取り組まないとクリニックは潰れます。
潰れるクリニックの特徴の1つには、採用したスタッフを育成しないというものが挙げられます
確かに経営者としては即戦力が欲しいところですが、スタッフの経験や技術力にはばらつきがありますし、育成をしないと現状に満足して成長しなくなります。
スタッフを育てようとしないクリニックは、スタッフの価値を軽視しているといっても過言ではないので、そのようなクリニックは残念ながら潰れやすいという他ないです。
潰れるクリニックの特徴は、行く末を見分けるのに役立つポイントともいえるでしょう。
リスク要因から外れているクリニックは逆に、簡単には潰れませんし将来性もあると考えることが出来ます。
潰れそうなクリニックで働いてるのなら
もしあなたが潰れそうなクリニックで働いているのであれば、転職を考えることをおすすめします
今すぐ潰れる心配はないとしても、状況が変わらなければ潰れるのは時間の問題ですし、将来性がないことにも変わりないです。
潰れそうなクリニックと心中する必要はありませんし、いち早く逃げ出しても文句を言われる筋合いはないです。
転職は権利ですし、リスクを取って選択するものですから、どのような結果になったとしても誇りを持つことが出来ます。
転職を考える上でポイントとなるのは、いつどこに転職をするかです。
焦ってタイミングを誤ると、現状から状況が改善するのではなくむしろ悪化しかねませんし、転職先を見誤れば後悔することになり得ます。
転職を考えることは、クリニックの状況に関係なく悪いことではありませんし、日頃からアンテナを張って情報を集めることで、チャンスやより安定した生活を手にすることが可能となります。
明らかにもしあなたが潰れそうなクリニックで働いているのであれば、転職を考えないという選択肢はないでしょう。
あえて現状から目を背けたり考えないようにするのは、自分を裏切る行為になってしまいます。
問題の対処を先送りにすれば、気がついた時にはクリニックが沈んでいて、もう完全に沈没する直前という状況に直面します。
こうなると余裕を持って転職活動をすることが出来なくなるので、早めのタイミングで検討を始めたり、行動を起こすことが大事です。
まとめ
潰れるクリニックの特徴には交通の便に関わる立地、宣伝や技術力、経営に関する計画性、そして評価の低い口コミなどといったものがあてはまります。
経営者がスタッフを大切にしていなかったり、問題を問題と捉えず、解決を図ろうとしないのも潰れるクリニックの特徴の1つです。
このようなクリニックで働いている人は、一人で問題を解決しようとするよりも、転職を考えて活動した方が建設的です。
問題解決は到底一人では出来ませんし、経営者どころか他のスタッフも協力してくれないとなれば、どうしようもないです。
自分が経営者なら解決出来る可能性があるかもしれませんが、いずれにしてもかなりの労力を使いますし、絶対に解決出来るという保証もないわけです。
転職は問題を解決する近道なので、クリニックの経営に危機を覚えたら転職を考えましょう。