夜勤 受け持つ 人数

看護師 免許証 資格 白衣の探偵

 

看護師をしていて病院で勤務する場合、夜勤があります。

夜勤は慣れてしまえば楽だという看護師もいれば、慣れなくて辛く好きではない看護師もいるので様々な捉え方があるでしょう。

 

夜勤をしていていくつか問題は上がりますが、その中で多くの看護師が感じている問題の一つが受け持ち患者の人数』です。

 

それはどのようなことなのか、また夜勤中に感じる大変なことやそのような時のアドバイスなど体験談も含めて解説していきます。ぜひ参考にしてください。

 

看護師が夜勤で受け持つ人数って多くない?

 

看護師 受け持つ人数

 

白衣2

看護師の多くが感じる夜勤中の問題、それは『受け持ち患者の人数の多さ』です

 

夜勤をしていて明らかに日勤と異なり受け持つ患者が多いと感じることはないでしょうか。

 

日勤では多くても7人程に対し、夜勤では10人以上は当たり前になり、病院によっては20人以上受け持ちをすることもあります。

 

その中にはICUの患者や重症の人も入るので、受け持ち人数が増えれば夜勤に慣れていない看護師からすると不安でしかありません。

これは看護師が少ないという現状が理由でもあり、一つの看護師問題とも言えます。

 

しかし、こなさなければいけないので、今の看護師たちは多くの負担がかかる中で必死に働いているでしょう。

 

 

 

夜勤が日勤と比べて大変だと感じる事

 

夜勤 大変

 

受け持ち人数が多いということは誰しも感じる看護師の疑問でもありますが、それ以外にもいくつか大変だと感じることはあります。

これは私の体験を含めて紹介していきましょう。

 

白衣2

どのようなことが大変なのか知っておくだけでも夜勤をしたことない新人看護師にとっては現状を知ることができます

 

もちろん、看護師それぞれに感じる大変なこともあるので、転職をしている中で転職サイトを利用しているという人は考えている病院の夜勤事情なども確認してみてください。

 

 

働く看護師の人数が違う

 

日勤に比べて夜勤時は明らかに看護師の人数が少なくなります。

日勤時には多い時で9人以上の看護師が勤務しているにも関わらず、夜勤時には3人や5人程となります。

 

そのため受け持ち患者の人数が少ないとも言えますが、結局新人の場合や転職したばかりの看護師にとっては夜勤状況が掴めず、尚且つ確認できる看護師が少ないために大変な思いをすることも。

 

慢性期や療養病棟の場合には看護師が2名ということもあるので、落ち着いていると言えど緊張感はあります。

緊急時にはどのように対応していくべきなのか、よくわからない業務が入ってきた場合の対処法など学ぶことは多くなるでしょう。

 

 

仮眠ができない

 

看護師 仮眠

 

夜勤の時間はおおよそ13時間前後ということもあり、労働時間は長くなっています。

そのため、仮眠時間を設けている所がほとんどで、その時間はおおよそ1時間程度のところが多いでしょう。

 

白衣2

この時間が重要で、仮眠が取れないと終わるまでの業務に集中できない、眠くなるということがあります

 

しかし、夜勤中の仮眠というのは意外にとれない看護師も多く、夜勤に慣れていない場合には特に興奮した状態にあるので、なかなか寝付けません。

 

私も初めての夜勤時には眠れず、どうしたら良いのか悩んだこともあります。

その後も慣れるまでは時間がかかり、なかなか寝付けず夜勤の度に精神的苦痛を感じていたこともありました。

 

 

やる業務は少ない病棟は暇を持て余すことがある

 

慢性期や療養型の場合、看護師の人数が少ないことはもちろんですが、だからと看護師業務が圧倒的に増えて忙しいわけではありません。

もちろん、定期的な見回りや体位交換なども必要になりますが、それもあっという間に終わり、時間を持て余すことが少なくありません。

 

白衣2

私は慢性期で勤めていましたが、初回の夜勤時には仕事を任せられることも少なく、ずっと病院内をぐるぐる回っていた記憶があります

 

結局そうしていても時間は過ぎていきますが、流れる時間のスピードは圧倒的に遅く感じ、暇に感じてしまうこともありました。

 

 

 

初めて夜勤をする方へアドバイス

 

夜勤 新人

 

白衣2

夜勤時の大変なことというのは主に初めて夜勤をする人や、夜勤に慣れない人が感じること

 

ではそう感じさせないための対策は何があるのでしょうか。

また他にも注意することは何なのか、その際にはどうしたら良いのかなどアドバイスをしていきますので、ぜひ参考にしてください。

 

もちろん、このアドバイス以外にも自分でどう乗り切るようにするか考え、工夫していくことも重要です。ぜひ考えて見て下さい。

 

 

仮眠はしっかりととること

 

まずは仮眠をしっかりととることです。

先程もお伝えしたように仮眠をしなければ後で身体に負担がかかってきます。

また、夜勤の日に昼間仮眠をとる人もいますが、それは習慣になっている人でなければ難しく、真似をしようとしてもなかなかできません。

そのため、初めての夜勤の時には仮眠がとても重要になってくるでしょう。

 

最初はできないとしてもそこで不安に感じることはありません。

最初は緊張や興奮状態になるので、目が冴える人がほとんどです。

そのため、仮眠がとれない、身体が辛いから自分に夜勤は無理だとマイナスに考える必要もありません。

 

白衣2

何度も夜勤をすることで徐々に慣れてきます。

そこは安心してください

 

 

朝は集中力が切れやすいため気を引き締めて

 

夜勤は始まりから明け方まではなんとか集中力は持ち、気も引き締められるでしょう。

しかし、終わり時間に近づけば集中力はどうしても落ちてきてしまいます。

 

白衣2

その際、一番怖いことは医療ミスです!

 

朝食時には日勤看護師もついた頃になることが多いので、朝食後の業務などが入ってきてしまいます。

その時に大切な業務があるにも関わらず間違えてしまう、何か問題を起こしてしまうということも。

 

そうならないためにも気を引き締め、何度も何度も確かめて問題はないか、忘れていることはないかなど確認をしていきましょう。

 

 

 

夜勤がきついと思った時の対処方法

 

看護師 夜勤

 

どうしても夜勤がきついと思った時にはどうしたらよいのでしょうか。

これは辛いという原因を探り、どう対処していくか解決方法を見つけることが一番大切です。

 

以下紹介することは上記で紹介した大変だと感じた際の対処法になりますが、それ以外にもっと辛いと思う理由があるならば、先輩や上司に相談してみることも一つです。

 

あなたが感じたキツイという状況は先輩看護師たちも通った道でもあります。

そのため対処法にも詳しいでしょう。

 

 

仮眠しやすいよう工夫をする

 

仮眠ができない、仮眠したくてもどうしたら良いのか分からないという人にいくつか対処法を紹介します。

 

白衣2

一つはバスタオルやフェイスタオルを持ち、枕元に置いてみてください。

自分の家の匂いにリラックス効果を生み、入眠できることがあります

 

光や音で眠れないという場合には、アイマスクやイヤホンや耳栓を準備してください。

そうすることで光や音の遮断ができます。

 

イヤホンの場合は、睡眠を促すBGMなどを流すと入眠しやすくなります。

ただしこのような方法を用いる場合、深い眠りにつくこともあるので、目覚ましなどをセットするなど注意してください。

 

 

暇な時には勉強を

 

看護師 夜勤 勉強

 

時間を持て余してしまうという場合には、勉強道具を持っていくと良いです。

看護師という職業は常に治療法や病気の勉強を必要とします。

 

受け持ち患者の病気について学んだり、内服薬の効果や副作用などを勉強するだけでも情報収集でき、時間もつぶすことができるのでオススメです。

 

他にも自身が苦手とする分野について学ぶことや、他の知識をつけたいという場合にはその余った時間を有効に使ってください。

 

白衣2

勉強をしていることに関しては誰も何も言いません。

むしろ感心してくれる先輩や上司もいます

 

 

転職サイト利用の際は夜勤の状況も確認する

 

これから転職をしようと転職サイトを利用している場合には、気になる病院の求人があれば、まずは転職サイトのアドバイザーに夜勤の状況を確認してもらいましょう。

夜勤の状況というのは病院によって異なり、場合によっては夜勤勤務時間が長いことや受け持ち患者の人数が他病院と比べて圧倒的に多いということもあります。

他にも病院によっては夜勤が忙しいということもあります。

 

このような情報を全て転職アドバイザーから受けることで、どのような病院か把握でき、転職後に困ることもありません。

 

 

 

まとめ

 

夜勤というのは病院によって受け持ち患者の人数が変わったり、科によっては忙しい所もあれば落ち着いているところもあります。

 

しかし、初めての夜勤時となればどこの病院や科にいっても大変なことに間違いありません。

また慣れるまで時間がかかることも少なくないでしょう。

 

夜勤を少しでも楽にするためにはどうしたら良いのか、どのようなことに注意して無事夜勤を終えるべきなのかなど考え、勤めてみてください。

 

慣れていけば必ず夜勤に対しての苦痛もなくなり、余裕も出てくるので決してマイナスに捉えず、自分がどのように慣れていくのか探してみましょう。