看護師 残業申請 管理職

看護師 免許証 資格 白衣の探偵

 

残業をしたのに「これは残業ではない」と管理職に言われたことはありませんか?

 

患者対応に追われ、記録業務をこなし、物品の補充まで終わらせてやっと帰れる状況なのに、「その程度の仕事なら定時で終わるはず」とか、「他の人は残業してないのに、あなたはどうして残業するの?」なんて言われると、本当に腹が立ちますよね!

私たちは遊んでいるわけではありません。

必要だから残業しているのに、それを認めない管理職、一体何を考えているのでしょうか?

 

病院によって対応は違うかもしれませんが、管理職の対応一つで看護師の労働環境は大きく変わります。

残業を申請しても「これはサービス残業でしょ?」と平然と言ってくる管理職がいる病院もあれば、逆に定時を過ぎると師長が「残業申請書を書いてね」と配ってくれる病院もある。

これだけ差があるのに、私たちはどこで働いても「看護師だから仕方ない」と諦めるしかないのでしょうか?

 

看護師の皆さん、今の病院はどうですか?

残業申請、ちゃんとできていますか?

 

「残業しないのが正しい」と思ってる管理職、本当にどうにかしてほしい!

 

看護師の仕事は分単位で動くものばかりです。

患者の急変があれば優先的に対応しなければならず、その間に記録を終わらせることなんて不可能。

ナースコールの対応や、入院患者の処置、薬の管理など、次から次へとやるべきことがあるのに、定時で帰れるわけがありません。

それなのに、「仕事の早い遅いは個人差だから」とか、「他の人は残業していないのに」と言われてしまうと、もうどうしようもないですよね。

 

そもそも、残業を申請するかどうかは管理職が決めることではありません!

実際に働いている私たち看護師が「残業が必要だった」と判断するから申請しているのです。

それなのに、「私なら残業せずに終わる」とか、「時間外取り下げて」と言ってくる管理職は、もはや看護師の敵としか思えません。

 

さらに悪質なケースでは、残業時間を改ざんされることもあります。

例えば、3時間の残業を申請したのに「2時間に修正して」と言われたり、「10時間以上の残業は認められない」と勝手にカットされたりする。

タイムカードを押しても、管理職が承認の判子を押さないと残業代が支給されない病院もあるそうです。

 

これって、労働基準法的にアウトじゃないですか?

 

 

 

「タイムカードの書き直し指示」…これ、犯罪じゃないの?

 

私の知っている病院では、師長がタイムカードの書き直しを指示することが日常茶飯事でした。

例えば、夜勤明けに「タイムカードを押した時間を30分前に修正して」と言われたり、残業したはずなのに「定時退勤の記録にしておいて」と強要されたりする。

 

これって、もはや犯罪ですよね?

 

実際、労働基準法では「労働時間の改ざん」は違法とされています。

残業代を支払わないために勤務時間を改ざんする行為は「賃金未払い」にあたるため、告発すれば病院側が罰せられる可能性があります。

 

しかし、看護師の世界では「そんなこと言える雰囲気じゃない」というのが現実。

管理職に逆らえば評価が下がる、下手をすれば異動させられる、最悪の場合は「辞めさせられる」かもしれない。

だからこそ、泣き寝入りしている看護師が多いのです。

 

それでも、本当にこのままでいいのでしょうか?

 

私たちは、労働時間を正しく申請し、正当な賃金を受け取る権利があるはずです。

それなのに、管理職の都合で「なかったこと」にされるのは、絶対におかしい!

 

 

 

病院によって違う残業対応…管理職の意識の差が問題?

 

病院によって、残業申請の対応が大きく違うことも問題です。

私が以前いた病院では、定時を過ぎると師長が「残業申請書を書いてね」と配っていました。

それが当然だと思っていたのですが、別の病院では「残業は原則禁止」「サービス残業が当たり前」という空気があり、本当に驚きました。

 

中には、残業を申請すると昇給や賞与に響くという病院もあるようです。

 

「残業する看護師は仕事が遅い」と評価されるため、無理をしてでも定時で終わらせようとする。

しかし、それは業務の質を下げるだけではないでしょうか?

 

「時間内に終わらせる」ことばかりを重視するあまり、本来ならじっくりと対応すべき患者ケアがおろそかになったり、必要な記録を後回しにしたりするケースもあると聞きます。

結局、管理職の考え方ひとつで、現場の看護師がどれだけ働きやすいかが決まるのです。

良い管理職に当たれば、残業申請がスムーズにでき、正当な評価を受けることができます。

 

しかし、管理職が「残業=悪」という考え方をしている病院では、看護師の負担が増えるばかりなのです。

 

 

 

まとめ

 

結局のところ、看護師の労働環境を左右するのは管理職の考え方1つです。

「残業は悪」という価値観を押しつける管理職がいる病院では、サービス残業が常態化し、看護師が疲弊していくばかりです。

 

一方、残業を正当に申請できる病院では、看護師の負担も軽減され、適切な評価を受けることができます。

しかし、多くの病院ではいまだに「残業申請を認めない」「残業時間を改ざんする」「申請すれば評価が下がる」といった理不尽なルールがまかり通っています。

 

このままで、本当にいいのでしょうか?

 

私たち看護師は、日々患者のために働いています。

だからこそ、自分たちの働く環境も大切にするべきです。

「残業しても申請できない」「タイムカードを改ざんされる」「評価を下げられるのが怖い」そんな環境で、どうして良い医療が提供できるでしょうか?

 

管理職の意識が変わるだけで、看護師の働き方は大きく改善されます。

「残業を認めない」なんてありえません。私たち看護師の働き方改革は、管理職の意識改革から始まるのではないでしょうか?