看護師が転職を決めた際に転職先を見つけるためにも色々な病院や施設など見学に行くことも増えてきます。
そんな時に何を準備して良いのか分からず見学に行った際に「あれを持ってくればよかった」ということになったり、何かを忘れてしまうということもあるでしょう。
そうならないためにも病院に見学へ行く際、何を準備した方が良いのか、どのような持ち物が必要なのか解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
病院見学に忘れてはいけない持ちものリスト
見学の日程が決まったら、次に何を準備して挑むと良いのか紹介していきます。
転職サイトを利用している際には担当者に持ち物の確認をすることで、何を必要と教えてくれることもありますが、「これを持ってくればよかった」と思う時も。
そうならないためにも、以下の持ち物を必ず準備をして持っていきましょう。
A4サイズの鞄
見学に行った際に求人先で資料を渡されることがあります。
大半がA4サイズのものであることが多いため、折ることなく片づけられるようにすると良いでしょう
また他の持ち物を鞄に入れる際にも小さめの鞄では収まらないこともあるので、ある程度大きめの鞄を準備してください。
メモ帳と筆記用具
見学の際には病院の説明を受けます。
その時は話の内容などを覚えていられるかもしれませんが、さすがに全ての内容を覚えているというのは困難です。
スマホのメモ機能でメモする人もいますが、相手からするとあまり良い印象には映りません
そのため小さめのメモ帳とボールペン1本でも良いので持っていくと安心できるでしょう。
また、そのメモ帳に気になることや、聞きたいことなどを記載しておくと後で聞いておけばよかったと思うこともありません。
マスク
病院やクリニックは多くの患者がいます。
自分が風邪をひいている場合ももちろんですが、患者側や病院のスタッフに何かしらの影響を与えないようにマスクをしていきましょう。
最初の顔合わせの際にはマスクをしていると印象も良くないため、マスクを事前に持っていき、顔を合わせた後に装着するようにしてください。
装着しても良いのか分からないという場合には、病院やクリニック側にマスクの着用をして良いか確認してみると良いでしょう。
腕時計
見学中に時間を確認したいと思うこともあるでしょう。
その際に病院内に時計が見当たらず、時間の把握ができない時には腕時計をしておくと、スムーズに確認することができます。
スマホで確認をする人もいますが、この場合は病院側に悪い印象しか与えないことや、明らかに時間を気にしていると分かるので、興味を持っていないと思われることもあるため注意してください。
ハンカチとティッシュ
見学中に汗をかくこともあります。
また花粉症などのアレルギー症状で鼻水が出てしまうこともあるでしょう。
その時に汗を拭いたり、鼻を拭いたりとする際に何も持っていなければそのまま放置せざる終えなくなるため、常に持ち歩くよう常備しておくと良いです。
ストッキング
見学に行く際に、私服で訪れる人はまずいません。
基本スーツが多く、女性であればストッキングを着用していることも多いでしょう。
しかし、見学前に伝線してしまったり、途中で穴が開いて破れてしまうという非常事態になることも少なくありません。
その時に替えのストッキングを一つでも持っておくと安心できます。
必ずしも必要というわけではありませんが、持ち物の中に入れておくと良いです。
携帯電話
これは見学の道中に必要になることがあります。
初めての見学先で道も定かではないという時や、遅刻をしてしまいそうという万が一の時に早めに連絡を入れるためにも必要となります。
見学先の電話番号又は転職サイトを利用した際には担当者の電話番号などを連絡先に入れておくと安心できるので、そちらも忘れないようにしてください。
印鑑
見学先に移動手段として公共交通機関を利用した場合や、車を利用した際に交通費として支給をしてくれることがあります
その時に領収書への捺印を求められることもあるので、念のために印鑑を持っておくと良いでしょう。
その際には認印を持参してください。
履歴書
気軽に病院を見学したいだけと望んでいても、病院側があなたの経歴や志望動機などを確認するために履歴書を求めてくることがあります。
もちろん見学を終えてこの病院にしたいと思った時には、そのまま面接へ流れても問題はありませんが、もし他にも考えている場所があるのであれば、今回は見学だけ希望しているということも伝えてください。
忘れていませんか?病院へ見学を申し込む方法を確認
希望の転職先を見つけても、どのように転職希望先に見学をしたいと伝えれば良いのでしょうか。
病院やクリニックであれば患者を装ってその場の雰囲気を感じることも間違いではありませんが、やはりそれだけで分からないことはたくさんあるでしょう
特に看護師という職種は患者の見えない所で数多くの仕事をこなしてもいます。
では、希望の病院等に見学したいと伝えるにはどうしたら良いのか解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
直接電話や問い合わせで連絡する
気になる病院やクリニックがある場合には、直接見学を交渉することも一つです
看護師を求めていても求人を掲載していないこともあるので、そのような場合には直接電話をしてみましょう。
特にクリニックなど小さな規模の所は掲載していないことも多くあります。
その場合には自分からまずは看護師の求人をしているかどうか確認をしてみましょう。
電話などで問い合わせを行い、募集をしているようであれば一度見学を希望しているということを伝えてください。
看護師を募集していれば、日程を決めたりと話も進めてくれるでしょう。
ホームページから申し込みもできる
電話で直接話すことが苦手という場合や、大きな病院では電話をすることが不安という場合、ホームページを見てみましょう
病院やクリニックのホームページがある場合には、そちらで職員求人情報を掲載していることがあります。
そこに問い合わせ先の記載がしてあり、電話を必要としている時もありますが、中には問い合わせホームがあることも。
そちらに詳細を記載して応募することが可能となっているので、ぜひ気になる病院やクリニックがある場合にはホームページを覗いてみてください。
転職サイトを活用
直接病院やクリニックに問い合わせをすることに緊張する、一人で探すのが不安という場合には転職サイトを活用してみましょう。
転職サイトを活用することで自分に担当者がつきます。担当者はあなたが転職する際にサポートを徹底してくれるので、見学の日を決めてくれることや、条件の交渉などもしてくれるので、安心してお願いできるでしょう。
また見学の日には一緒に立ち会ってくれるので、一人ではないという安心感を得られます。
身だしなみチェックも忘れずに
病院やクリニックの見学で持ち物として準備しておくものはいくつかありますが、見学の際に病院側に良い印象を与えるためにも身だしなみには細心の注意が必要です
ナチュラルメイクはもちろん、髪型も整えているのか、見学に見合う服装なのかなど、そこに再就職を決めていなくても、与える印象によっては今後も大きく変わってきます。
病院側は確かに看護師不足で人手を求めていることはありますが、やはり勤めて欲しいと思われなければ、どれだけ自分がそこに勤めたくても受け入れてもらえません。
見学はどのような病院か知るという点でも必要なことですが、病院側もしっかりとあなたを見ているということは覚えておきましょう。
まとめ
病院やクリニックの見学に、持ち物を必要とせず何も持っていかない看護師もいますが、それでは相手から見てもやる気がないのではないかと判断されてしまうこともあります。
情報を得るためのメモであったり、何かが必要と言われているのであればそちらも忘れないようにしっかりと持ち物の準備はしておきましょう。
そうすることで、見学中にこれが欲しかったと後悔することもなく、お互いに気持ち良く見学時間を終えることができます。
持ち物は身なりを整えることと同様に必要なことでもあるので、忘れないよう前日の確認もしていきましょう。