小学生 看護師 働き方

看護師 免許証 資格 白衣の探偵

 

看護師という職は子供がいると続けていくことが本当に難しくなります。

結婚前から出産まで作り上げたキャリアを手放すことにもなり、それが嫌だからと結婚や出産を諦めてしまう人も少なくないです。

また、出産後に子供を保育園や託児所に預けるなどの対策ができるのでその後の復帰はしやすいことはありますが、一番難しい時が小学生になった時です。

 

小学生になると、何かと行事も増え、役職なども割り当てられることが多いため、看護師という時間の都合をつけにくい職種は困難とも言われています。

 

今の現代共働きも多く、看護師という職を辞めることも難しいと思う人もいるので、悩みは更に大きくなる一方。

これから子供が小学生になろうとしているという人や、現在小学生で子育ても落ち着いてきているため復帰しようと思っている人はどうしたらと悩んでいるのではないでしょうか。

そのような方々のために、小学生に上がった子供と看護師という職を維持していくためにどうすることが一番良いのか、ぜひ最後までお読みください。

 

小学生の子供がいる看護師の大変さ

 

小学生 看護師 大変

 

看護師は基本就業時間が長く、病棟勤務ともなれば夜勤があるなど子育てには不利な職種です。

そのため、看護師をしつつ働き続けるのは本当に大変で、看護師と育児の両立に悩みを抱える人や、今後どうしたら良いのかと考えている人がとても多くいます。

しかし、未就学の時から働いているのであれば、続けて両立は可能なのではないかと考えている人もいます。

では、何がそこまで大変なのか紹介していきましょう。

 

 

行事や役職が多い

 

保育園などでは、共働きの人が主に預けるので年間行事はそこまで多くなく、役職も無理なくできる人に振り分けられることが多いです。

 

しかし、小学校ではそうはいきません。

 

行事は保育園以上にあり、PTA関係の集まりなども多くあります。

役職を与えられれば、それに割く時間も必要となり、看護師をやりつつ小学校の行事もやり遂げるのは難しいでしょう。

 

 

学童時間が短い

 

小学校へ上がっても働いている人がいれば預けられる施設があり、学区内で開けている学童と言われる所へ基本預ける親が多いですが、制限がいくつかあります。

・小学3年生までしか預けることができない

・時間は17時まで

・土日、祝日は休日

等・・・

私立の学童もあり、学童時間の延長も可能で最長20時までお願い出来るところもありますが、料金は学区内学童より倍以上はします。

 

 

習い事をさせたい

 

小学校に上がったことで、保育園時代に払っていたお金が浮き、習い事をさせたいと思う親や、子供の周囲で習い事をしている子供たちが増えることで、本人から「習い事をしたい!」という場面が増えてきます。

しかし、習い事の主な時間が平日の午後や、時間が15時や16時と早めの時間で設定されている事があります。

そのため、送迎が間に合わないこともあり諦めたりする方も多いです。

 

 

 

小学生の子供がいるときの理想の働き方

 

小学生 子供 働き方

 

子供が小学生になった時、看護師である親の理想の働き方というのはどのようなやり方なのでしょうか。

これは真っ先に時間調整ができる、自分の希望通りの休みを取れる働き方が理想なのではないでしょうか。

勉強会や講義なども無理な場合は参加しなくてよいということや、夜勤はなしなど病院側にも自分にも負担がないようできることが理想ですよね。

 

大きめの病院に勤務している場合は、負担のない病棟に変えてもらうなどの移動願いを出してもいいでしょう。

融通が利かなければ、今後自分で工夫したり考えた所で働き続けるのは無理です。

 

病院側の協力があってこそ看護師としての職種を続けていくことができるのです。

 

現在勤めている病院がそのような病院なのか、どこまで協力してもらえるのか考え、上司に相談してみましょう。

 

 

 

理想的な職場で働く看護師になるには

 

理想的な職場 看護師

 

少しでも理想に近づけるためにはどうしたら良いのでしょうか。

これから看護師として復帰しようとしている方や、今の職場が難しいという方は以下紹介する方法を検討しつつ探してみてください。

 

 

子供がいる看護師が多い職場にする

 

子供がいる看護師が多い病院は、子供がいるとはどういうことなのか、どれくらい大変なのか理解しています。

そのため、急遽熱が出たという場合も快く承諾して協力してもらえるでしょう。

また、上司達の理解も得られやすく、行事などや家の事情なども把握してくれていて、人それぞれ働きやすいように時間調整もしてくれます。

 

 

時間の融通が利くか相談する

 

今の職場を辞めたくないという場合や、今から働こうとしている人は上司に確認することや、面接時に「子供がいるため、このような場合があるが可能か」など細かく確認を取ってください。

もし融通の利く所であれば、その後も働きやすい環境を作ってくれるはずです。

難しいという場合は、自分にとっては不利な職場となるので、転職や他の職場を考えましょう。

 

 

正社員からパートへ

 

正社員の場合は、勤務時間や日数に決まりがあります。そのため小学生などの親は正社員として働くことが難しくなるでしょう。

その場合収入は多少減ってしまうかもしれませんが、パートとして雇ってもらうよう形を変えてみてください。

そうすることで正社員よりも休みやすくなることや、時間に融通が利くこともあります。

働き方を変えるというのも一つの案ではないでしょうか。

 

 

クリニックなどの夜勤のない病院へ転職

 

大きな病院は夜勤ができる看護師を求めていることが多くあります。

子供がいるとどうしても難しくなるでしょう。

旦那さんが早く帰れるのであれば協力も得やすいですが、そうでない家庭は、夜勤のないクリニックなどに転職することで負担を減らせます。

 

やはり小学生と言ってもまだ幼い子供なので、夜勤で母親がいないというのは寂しい気持ちにさせてしまいます

 

 

 

看護師が転職サイトで理想に近づける!

 

看護師 転職サイト 理想

 

転職を決めた時に看護師が最も利用するのは転職サイトです。

小学生がいる看護師が転職サイトを利用する場合のポイントがあります。

そのポイントとはどのような点なのか、どのように交渉すると有利な職場を紹介してもらえるのかお伝えします。

 

 

家族構成を伝える

 

転職サイトによっては確認してくることもありますが、まずは何人の子供がいてそれぞれ何歳なのか伝えて下さい。

そうすることで転職サイト側も病院を紹介するとなった時に、相手側に伝えてくれます。

病院側も子供がいるということを把握しやすく、受け入れることが可能か返事もしやすくなります。

 

 

労働時間を明確に伝える

 

何時から何時まで働くことが可能なのか、何曜日休みがいいのかなど細かく伝えると上記同様探しやすくなります。

正社員なのかパートなのかなど働き方も伝えましょう。

希望通りの職場を転職サイトが探してくれます。

 

 

急性期病棟がある病院は避ける

 

急性期病棟が入っている病院は時間通り帰れる保証はありません。

それほど忙しく、家族よりも仕事優先になってしまうことが多くあります。

勉強会も多く、知識として得なくてはいけないことも多いので、精神的にも体力的もきつくなってきます。

育児をしながら務めるのは難しいと思われますので、急性期や勉強会が多い所は嫌だということを伝えて下さい。

 

 

夜勤はしない

 

これは何度も伝えていますが、夜勤勤務がある病院は小学生がいる親には無理です。

託児所がある病院もありますが、年齢制限があったりするため、中学年や高学年の子供は受け入れてもらえないところが多いです。

家にいれる年齢になっても父親が帰宅してくる時間までは一人なので、その間寂しさを与えることや、母親自身も心配になることもあるでしょう。

そのため、夜勤のある病院勤務を避けるか、夜勤ができないということは伝えておきましょう。

 

 

まとめ

 

小学生のいる看護師は、働いていくためには必ず制限があります。

子供のために働いているはずが、子供に負担をかけてしまっては本末転倒。

転職サイトを利用することで、病院には直接聞きづらいことでも担当者を返して事前に調べることができます。

小学生の子供がいても、看護師は続けていけます。

本記事を参考に、理想のライフスタイルがおくれるきっかけになれればと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。