ズル休みは絶対にやってはいけないことと思っている方もいるでしょう。
特に看護師のような医療にかかわる現場で働いていると、疲れているときでも休めないと思い自分を追い込んでしまう方もいます。
しかし疲れがたまっているときに無理して働くと、身体的だけではなく精神的にも追い込まれてしまうことも。
そのような状態で無理して働くとストレスがたまり、病気の原因になるかもしれません。
疲れがたまっている状態だとしても、「私は休むわけにはいかない」と考えて無理して働く方も見られます。
絶対に休めない状況もありますが、適度な休息というのは仕事でより良いパフォーマンスを発揮するために必要です。
では看護師がズル休みをしたほうがいい理由には、どのような状況があるのか見ていきましょう。
看護師だってズル休みをした方がいい場面がある!
看護師だけではなく、社会人は毎日のように出勤して働いています。
毎日同じように働いていても、私生活で悲しいことや辛いことがあって、仕事のモチベーションが維持できない日もあるでしょう。
そのような日に無理をして働くと、ミスの原因にもなります。
医療の現場でのミスは、患者さんのケガや病気に悪影響を与えるリスクもあります。
自分の精神状態が極端に悪い場合には、無理をせずズル休みをするのも1つの手です
またズル休みをしたほうがいい理由の1つに、職場の人間関係のストレスがあげられます。
同僚や患者さんとの人間関係で悩んでいる方もいるでしょう。
1日だけでも仕事を休んで人間関係を見つめなおすことで、気持ちの整理ができます。
気持ちの整理ができれば、ストレスに負けずに働きやすくなるかもしれません。
そして肉体的、もしくは精神的な疲労が蓄積しているときは無理をするのはNGです。
適度に休みをとって、疲労回復やストレス発散をし、翌日からより良い形で働けるように体調を整えることも大切です。
さぼりたいから休むのではなく、仕事でより良いパフォーマンスをするために必要な休息だと捉えるのも1つの手です。
やってはいけない看護師のズル休みの理由
身体や心の疲れがたまっている場合には、ズル休みをしてでも適度な休みを確保するのが大切なケースもあります。
しかし遊びたいから休むというだけでは、看護師としての責任を放棄していることになります
理由もなく休んでしまうと、同じ職場で働く看護師や患者さんにも迷惑がかかってしまいます。
休みが必要な場合でも、できる限り周りに迷惑をかけないように工夫しましょう。
看護師がズル休みをしたい場合には、どのような点に気をつけたらいいのでしょうか。
自分にしかできないことはないか?
特に気を付けるべき状況の1つが、自分の仕事のスケジュールになります。
ほかの人に代わってもらうのが難しい重要な仕事が入っている場合、ズル休みをすると周りに相当迷惑をかける可能性が高くなります。
休みを取りたい場合には、仕事のスケジュールをチェックして周りへの影響が少しでも少ない日を選ぶことが大切です。
ズル休みがクセになるズル休み
寝坊したため、その日は休みたいと考えてしまう方も多くいます。
しかし寝坊しただけで仕事をさぼっていたら、周囲に迷惑をかけます。
寝坊した、少し気が乗らないなどの場合には、なるべくさぼらずに仕事へ行くことが大切です。
寝坊したくらいで休むと、それが習慣化されズル休みをしたくなる状態に陥ってしまいます
少し気が乗らない状態でさぼってしまうと、ストレスで本当に困っているときに休みにくい状況になってしまいます。
ズル休みがしやすい状態を作る
ズル休みにおいて大切なことは、普段から休みやすい状況を作っておくという点です
例えば寝坊のたびに毎回休んでいたら、自分が本当に休みを取りたいときに休暇が取りにくい環境になってしまいます。
休む頻度は数ヶ月~半年くらいの頻度にすることで、スムーズに休みやすくなるかもしれません。
また休みが欲しい場合には、できる限り早めに申請することも忘れないようにしましょう。
当日欠勤よりは、早めに休みを申請することで周りからのフォローも得やすくなります。
ただし休みの取得のために理由を尋ねられることもあるので、親族の法事など無難な理由を考えておくことも大切です。
このとき同じ理由で何度も休むと怪しまれるので、注意しましょう。
これで完璧!看護師がズル休みするならこの理由!
ズル休みをしたいと考えているときに注意が必要なのが、どのような理由で休めばいいのかという点です。
例えばズル休みの際に使われる言い訳の定番となるのが、自分の体調不良です。
看護師の場合には、体調不良で出勤すると、患者さんに風邪などをうつしてしまうリスクもあります。
患者さんの容態にも影響する可能性があるため、体調不良での看護師は休みやすいのです
ズル休みの定番となる体調不良ですが、言い訳にしたい場合にはいくつか注意しなければならない点があります。
注意点の1つとなるのが、前後のフォローに気を使うという点です。
休む前日に元気だった人が、次の日いきなり体調を崩すと怪しまれるかもしれません。
そこで前日に少し調子が悪い演技をするのも1つの手です。
また休んだ次の日の仕事終わりで遊んでいると、ズルして休んだと怪しまれる場合もあります。
体調不良で休んだら、その後数日はまっすぐ帰宅するなどの工夫も必要です。
後日聞かれても怪しまれないためには
嘘の理由で休みたいときに注意が必要となるのが、すぐにバレる内容にしないということです。
鍵を無くした財布を無くしたと言って休む方もいますが、このような内容の場合には、次の日に経過を聞かれる可能性が高くなります。
経過を聞かれたときに答えられないとすぐに嘘だとバレるのです。
嘘をつくのであれば、バレにくい内容かつ翌日聞かれても問題なく答えられるものすること
ズル休みしたい場合、体調不良や親戚の法事など何らかの理由が必要と考えている方も多くいます。
しかし有給休暇が余っている状態であれば、言い訳をせずに堂々と休むという選択肢もあります。
例えば「有給消化のために休みます」というだけで、基本的には休みを取得することは可能です。
ただしこの方法の場合は、遅くても2週間前には申請が必要ですし、有給消化のために休むことは現実的には難しい部分があります。
このように看護師が休みたいときには、さまざまな理由を用意することが可能です。
実際にどのような内容がいいかは個人の状況によって異なるので、自分に合ったものを選びましょう。
まとめ
疲れや精神的なストレスがたまっている状態で看護師が仕事をすると、同僚や患者さんに迷惑をかけるリスクもあります。
そのような状態であれば、あえてズル休みをして体調の回復やストレス発散をするのも1つの手です。
ただしズル休みをしたいからといって、いきなり休んだら周りに迷惑がかかります。
自分の仕事のスケジュールを考慮したうえで、できる限り周囲への影響が少ないタイミングを選びましょう。
親戚の法事などの理由を使って、早めに休みを申請しておくことで周囲への影響を減らせます。
また看護師が休みたい場合、体調不良など何らかの理由が必須だと思っている方も見られます。
ですが有給休暇が多く残っている状態なら、休みの言い訳を考えずに堂々と休暇をとってみてはいかがでしょうか。