
寒い季節になると、看護師の手は特に荒れやすくなります。
頻繁な手洗いやアルコール消毒の影響で、ひび割れたりカサカサになったりすることが日常茶飯事。
そんな時に欠かせないのがハンドクリームですが、その「匂い」に気をつけていますか?
良い香りのハンドクリームを使うと、少しリラックスできる気がするし、気分転換にもなるかもしれません。
しかし、看護師が職場で使用するハンドクリームは、無香料であるべきです。
なぜなら、強い香りが周囲の人にとって不快に感じられたり、患者さんの体調に影響を与えたりすることがあるからです。
例えば、ある日ナースステーションにいたら、ふわっと甘く華やかな香りが漂ってきました。
まるで香水をつけたかのような強い匂いがして、驚いて周囲を見渡すと、ある看護師がティファニーのハンドクリームを手に取って塗っているところでした。
確かに良い香りなのですが、それが一瞬でナースステーション全体に広がり、強い匂いが充満してしまいました。
香り自体は心地よいものかもしれませんが、医療現場においては必ずしも適切とは言えません。
なぜなら、その匂いが苦手な患者さんや体調の悪い人にとっては、単なる不快感を超えて、吐き気や頭痛を引き起こす可能性があるからです。
特に、化学療法を受けている患者さんや、妊婦さん、高齢者の方々は、においに対して敏感になりがちです。
看護師として働く以上、自己満足のために香り付きのハンドクリームを使うのではなく、無香料のものを選び、患者さんや同僚に配慮することが大切です。
手荒れが気になる看護師ほど、無香料のハンドクリームを選ぶべき理由
看護師の仕事は手を酷使するものです。
毎日何度も手を洗い、消毒をすることで、手の乾燥や荒れに悩まされる人が多いでしょう。
ガサガサの手では、患者さんに触れる際にも痛みを感じることがありますし、ひび割れが悪化すれば、そこから感染のリスクも高まります。
そのため、保湿ケアは欠かせません。
しかし、手荒れ対策をしながらも、職場の環境を考慮することも必要です。
例えば、手が荒れているからといって、香りの強いハンドクリームを塗ると、周囲の人に迷惑をかけてしまうことがあります。
たとえば、消化器系の病気を抱えている患者さんは、香りに敏感であることが多く、強い匂いが食欲不振や吐き気を引き起こす原因になりかねません。
また、病院にはさまざまな持病を持つ人が入院しており、においによって体調が悪化する可能性もあります。
さらに、香りの成分によってアレルギー反応を引き起こすこともあるため、ハンドクリームの選び方には慎重になるべきです。
無香料のハンドクリームを選ぶことは、看護師としてのマナーでもあり、周囲の人々に対する気遣いでもあります。
職場では香りを控え、無香料のものを使用することで、患者さんや同僚に不快感を与えることなく、手荒れ対策をすることができます。
看護師の手は、患者さんに直接触れるものだからこそ、清潔であるだけでなく、余計な香りをまとわないことも重要なのです。
香りの強いハンドクリームが看護師にもたらすリスク
看護師として働いていると、香りの強いハンドクリームが意外なトラブルを引き起こすことがあるのを実感します。
例えば、ナースコールを受けて患者さんの部屋に入った際、患者さんから「その匂い、ちょっときついですね…」と言われることがあります。
本人は気を遣ってやんわりと伝えているかもしれませんが、それが本音であることは明らかです。
特に、閉鎖された病室では、強い香りが充満しやすく、患者さんにとって大きなストレスになることがあります。
また、香りが強いハンドクリームは、ほかの看護師や病院スタッフからも敬遠されることがあります。
例えば、スタッフルームやナースステーションでハンドクリームを塗ると、その香りが広がり、他の看護師が「なんだか香水みたいな匂いがする…」と感じることも。
人によっては、香りに敏感で頭痛を引き起こすことがあるため、職場では無香料のものを使うのが無難です。
さらに、香り付きのハンドクリームは、業務中の衛生管理にも影響を与えることがあります。
例えば、手を洗った後にハンドクリームを塗ると、その香り成分が手に残り、医療機器や患者さんの皮膚に移る可能性があります。
医療現場では、清潔さが最も重要であり、不必要な成分が手に残ることで、感染リスクを高めることにもなりかねません。そのため、看護師が使うハンドクリームは、無香料であることが望ましいのです。
まとめ
看護師が職場で使うハンドクリームは、無香料であることが基本です。
強い香りのするハンドクリームは、患者さんの体調に悪影響を及ぼすことがあり、また、同僚や他のスタッフにも迷惑をかける可能性があります。
さらに、香り成分が医療機器や患者さんの皮膚に移ることで、衛生的な問題を引き起こすリスクもあるため、職場ではできるだけ無香料のものを選ぶべきです。
もちろん、プライベートの時間には、好きな香りのハンドクリームを楽しむのも良いでしょう。
仕事とプライベートをしっかり分けることで、職場でのトラブルを避けながら、自分の癒しの時間を確保することができます。
しかし、看護師として患者さんと向き合う仕事をしている以上、勤務中のハンドクリームの選び方には十分な配慮が必要です。
それにしても、看護師の手荒れ問題は本当に深刻です。
毎日手を洗いすぎて、ガサガサになった手でカルテを書くのも辛いし、ひび割れた指先が痛くて、手袋をつけるたびに「痛っ…」となることもあります。
こんなに手を酷使する仕事なのだから、病院側が職場用の無香料ハンドクリームを支給してくれたらいいのに…と思う今日この頃です。








